バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

どすこ~い、大味なのが持ち味さ ELO~エレクトリック・ライト・オーケストラ

f:id:bkkmind:20210221084346j:plain

 

70年代の三大 ”大袈裟” バンドのひとつ

ELO~エレクトリック・ライト・オーケストラ

(ちなみにあとの二つはクイーンとアース・ウィンド・アンド・ファイヤー)

 

デビューの頃はプログレ色もありましたけど

徐々にポップな作風が強くなり

絶頂期には英米でシングルヒット連発でした。

 

All Over The World

www.youtube.com

 

オリビア・ニュートン・ジョン主演の映画 ”ザナドゥ

作品自体の出来はともかく、レコードのほうは大ヒットでしたね。

ELOサイドとオリビアサイドで合わせて、5曲くらいチャートインしてましたから。

 

私がオンタイムでELOのLPを買ったのは

1977年の ”オーロラの救世主” から

このサントラ盤(1980年)まででしたね。

 

この頃はクイーンやアースもシングルヒットが多かったので

ラジオのヒットチャート番組を聴いていると

面白かったですよ。

「いや~、どちらさんも派手さがまたアップしてるねえ、今度の新曲」

てな具合で。

 

Last Train To London

www.youtube.com

 

ELOはアースやクイーンのような強力ボーカリストが不在なのと

視覚的にも(バンド自体は)地味なのですが

リーダー、ジェフ・リンのヒット曲量産職人としての力量が際立ってましたね。

2枚組大作の  ”アウト・オブ・ザ・ブルー”

超ポップな  ”ディスカバリー

が頂点だと思います。

 

以降のジェフ・リンは

ソロ作品や「一人ELO」といったアルバムも出していますが

プロデューサー、フィクサー的な立ち位置に移行していきました。

リンゴ・スタートム・ペティロイ・オービソン・・・

特にジョージ・ハリソンとは親交が深かったようですね。

どのアーティストと組んでも

どすーん、ばすーんのジェフ印です。

 

Got My Mind Set On You

www.youtube.com

 

こういった登録商標的なスタイルを築くと強いですよね。

既に70歳を越えているかと思うのですが

もう一度、大編成でELO

再結成してくれないかなあ。

1曲でいいからシングルチャートに入る

ド派手なナンバーを是非、期待したいものであります。

 

Don't Bring Me Down

www.youtube.com