考えてみると
相当数のタイ料理を食べてきています。
特にこの10数年間は毎日。
一人飯が多いのですが
タイ人の知り合いと一緒に頂くことも、勿論。
前にもチラリと書いたのですが
タイの人の食の好みは
実に千差万別、各人もってまったくバラバラ。
またその基準は強固に完成されていますので
その範疇を外れると、一切手つかず状態。
(周囲も食べてみれば?と勧めるようなことはしません)
さて、そんな愛すべき彼等と食事をともにしているうちに
言い当てることができるようになったのですね、
一人一人の味覚、その微妙な違いを。
まず出身県を尋ねます。
やはり地方色、郷土色というのはありますので。
続いて1~2品、料理を注文して
「どの食材を食べるか(残すか)」
「調味料(唐辛子、ナンプラー、砂糖、酢など)をどういった配分で足すか」
を観察します。
で、軽く会話を。
”油分がちょっと多くない?”
”塩気が強いよね”
といった感じの。
これらの情報をもとにですね、
かなりの高確率で、各自の好みを推察できるようになりました。
つまり次の一皿(あるいは次回)には
何を頼めば喜んでくれるのか、食が進むのかという。
*赤蟻の卵がいっぱい入ってますねえ、田舎料理です。
実にもって
まったく役に立たない
超マイナーな特技ですけれどね・・・
拡大してみました。
あ、私はもう他の料理でお腹いっぱいだから
結構です。
え、食べないとダメ?
強要するのは勘弁して欲しいなあ、
私はしないでしょ。
ブツブツブツブツ・・・・