いわゆる ”カントリー・ミュージック”
自分のなかでは苦手なジャンルで
ほぼ耳を傾けたことがありません。
境界線がジェイムズ・テイラーとかシールズ&クロフツ、イーグルス
ダン・フォーゲルバーグあたりでしょうか。
(カントリーテイストオンリーでない曲も多いので)
ジョン・デンバーはまさにカントリー・ポップの王者。
事故で早く亡くなったので、若い世代の方にはそれほど知名度が無いかもしれませんが
70年代はもう、老若男女にポピュラーで
アメリカを代表する存在だったんですね。
Sunshine On My Shoulder
ジョンの代表曲ですが、確かテレビのCMで
流れていたように思うんですね、1972年~74年くらいかなあ。
どこかの大平原だか草原の道路、若い二人(グループだったかな?)が
歩いていたり草むらに寝っ転がったり、ジーンズ姿で。
当時、小学生でしたけど
”うわあ、アメリカは広い国なんだなあ”
なんて思って見てましたよ。
初めて(そして唯一)
買ったジョンのLPが ”FAREWELL, ANDROMEDA”(1973年)
タイトル曲をラジオで聴いて
”おっ、これはポップだなあ”
と思ったんですね。
(しかしこの曲はヒットしてませんね、今調べてみたら。総合チャートで89位)
Farewell,Andromeda (Welcome To My Morning)
好みということでいえば、やはり繰り返して聴くということはなく。
(どうも音楽ルーツとしては自分はR&B、ソウルミュージック方向のようです)
ところで私のイメージでは
デンバーは非常に長期間、大ヒットを飛ばし続けた人
だったんですが、実はチャート上位に入った作品は
数年間に集中してたんですね。
親しみやすいキャラクターとメディアへの露出も多く、
またプライベートでも色々と話題になることが多かったので
その印象も相まってのことなのでしょう。
生前は社会的な活動にも積極的な人だったので
今、健在だったら
ストレートなコロナソングを歌ってくれたかもしれませんね。
ママ・キャスとの素敵なデュエットを最後に。
Leaving On A Jet Plane with Cass Eliot