ジャズの花形楽器というと
圧倒的にピアノかテナー&アルトサックス。
勿論、トランペット・ギター・ベース・ドラムス・・・
それぞれに著名ミュージシャンが居ますけれども
リリカルなピアノソロにムーディーなサックスの響き
というのが、ごく一般的な ”JAZZ” のイメージでしょう。
そんななかで独特のポジションが
VIBRAPHONE、いわゆるヴァイブ。
決してメジャーな楽器とは言えないと思うのですが
など、多くのミュージシャンを輩出しています。
ボビー・ハッチャーソンは
20代そこそこで
エリック・ドルフィーやジャッキー・マクリーンの話題作に
参加して、注目を集めました。
70年代以降はファンクやラテンテイストの作品も発表しましたが
ジャケットがお洒落な”ハプニングス”(1967年)が
ソロとしての代表作ですね。
Maiden Voyage
80年代の日本でのライブ。
”ハプニングス” にも参加していた
ハービー・ハンコックと息の合ったプレイを見せてくれます。
マイク・マイ二エリも知名度の高い人で
特にフュージョン~クロスオーバーのファンからは
絶大な支持を集めていました。
(なんと年齢がボビーより上なんですね。イメージではマイクのほうがずっと若いと思っていました・・・)
ソロアルバムもありますけれど、
なんといってもステップス~ステップス・アヘッドの
一連のアルバムが定番中の定番。
在籍メンバーは結構、顔ぶれが変わりましたけど
皆テクニシャン揃いでしたね。
レンタルレコード屋でバイトしていた頃
よく店で流していましたっけ。
しかしこの楽器、
弾きこなすのは相当に難しそうですね・・・
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