バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

SERIOUS MOONLIGHT & SERIOUS LOCKDOWN

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4月からのコロナ陽性者増加に

なかなか歯止めがかからないタイ。

重傷者をケアする病床数のひっ迫が伝えられています。

 

そして遂にこんなニュースが。

 

 

バンコクに期間を限定してのロックダウンを検討中・・・

実施となると相当に厳しい制限がかかってきそうです。

 

より広範な業種の休業伝達

夜間外出禁止令

アルコール類販売禁止

飲食店では持ち帰りのみの営業

などなど

 

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そして焦点は

県外への移動~故郷への帰省

を認めるかどうか。

 

既にかなりの人が田舎へ帰っているのですが、

ロックダウンが始まれば

より多くの人数がバンコクを離れようとするでしょう。

しかしそれは、地方での感染拡大に繋がる恐れがあります。

 

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タイの友人いわく

「出来たら実家へ帰りたいよ、田舎なら食べ物や寝る場所には困らないから。でもバンコクから来たというと、みんな怖がって近づかないんだよ。確かにバンコクでは、毎日1000人近く陽性者が出てるしね。嫌がる気持ちも分かるし、実際家族にうつしてしまう可能性もあるよね。結局、何処にも行くとこ無いなあ・・・」

 

インスタントラーメンや缶詰、レトルト食品を少し買い置きしておこうか

~それがせいぜいの ”外出”さと苦笑い。

 

来月からは、外国人観光客の受け入れ再開を控えているのですが

現状ですとなかなか厳しい局面を迎えることになりそうです。

 

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ふと、どういうわけか

ボウイの80年代のヒット曲の歌詞が

頭に浮かんできました。

 

Let's dance
Put on your red shoes and dance the blues
Let's sway
Under the moonlight
this serious moonlight
 
踊ろうか ブルースに合わせて
赤い靴を履くといいね
ただ身を任せよう
月の光、こんなにも厳かな光の下で
 
( LET'S DANCE by David Bowie )
 
多分、シューズの色と
BLUES~憂鬱の対比が
今の状況を連想させたのでしょう。
 
・・・
 
もぞもぞと禅問答のような呟きは止めて
私もなにか、日持ちするものを買いに行こう。
冷蔵庫に何も無いからね。