10位 ロシア
9 チリ
8 タイ
7 イラン
6 アメリカ
5 メキシコ
4 アルゼンチン
3 コロンビア
2 ブラジル
1 インド
さて、これはなんの順位でしょうか。
東京オリンピックの予想獲得メダル数などではなくて
現時点(7月13日)のコロナ感染による重傷者数の
ワーストランキング。
ちなみに人数でいうと
タイは3042人、日本は424人で31位です。
*引用 worldmeters
昨年、欧米各国が苦しんでいた頃には
タイは確か全国で重症者の数が一桁だったはず。
他のアジア諸国も概ね
現況、厳しい事態に直面していますね。
でも、とかくこういった統計上の数字というのは
実情と乖離しがちなもの。
重傷者の定義なども国によって異なるでしょうし
単純な比較というのはあまり意味がないことも多い。
では実際の肌感覚というんでしょうか、
タイの人の捉え方はどうでしょう?
去年の第一波の頃は
「得体の知れない恐怖感」を抱いていた人が
多かったと思うんですね。
しかし現状は、感染の可能性が確実に身近に迫っている~
知り合いが
ご近所が
同じアパートメントやマンションの居住者が
親戚が
実際に陽性となり、医療機関に入院している。
それどころか病床が足りず
自宅待機中に亡くなる例も発生しています。
バンコクおよび近郊県
地方の自治体でも陽性者数が多く出ているところでは
より厳しい制限措置を取り始めていますが
短期間での事態収束はちょっと厳しいかもしれません。
バンコク市内には
在住の日本人がよく利用する
飲食店や本屋など立ち並んでいる一画があるのですが
去年のロックダウン時には営業していた 店舗でも
今回はクローズしているところが目立ちます。
タイの人も
可能な限り外出を控えるという割合が増えていて、
食事を一緒にする際も
食器を使い分けるなど、皆
神経を尖らせています。
スーパーマーケットなどの在庫は豊富で
品不足や長時間の行列を強いられるといったことはありません。
(私自身は昨年来、食料品や生活必需品の入手に困った経験は無し)
もともと屋台や露店、カジュアルな食堂が多数あって
持ち帰り~部屋食の選択肢も豊富です。
ただ、夜間外出禁止や県境を越える移動規制を
含む状況が長期化すると、
そのリカバリーには多大な労力と時間がかかってしまいそう。
今がまさに
剣が峰
ですね・・・