バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

アメリカの国民的歌手といえばこの人、ビリー・ジョエル

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ビリー・ジョエル

 

この人はね、非常に人気があったんですよ、

70年代中頃から80年代通して。

 

母国でも大ヒット連発でしたが

日本でも洋楽アーティストとしては

とてもポピュラーでした。

カーペンターズとかアバ

クラスでしたねえ。

 

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私が初めて買ったアルバム(LP)は

1976年の ”ターンスタイルズ” という作品。

これはヒットしませんでしたけど

”ニューヨークの想い”

という、ビリーの一世一代の名曲が収録されていました。

数々のジャズシンガーにも取り上げられて

今や、完全なスタンダードの位置を獲得しています。

 

Mel Tormé  New York State Of Mind

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商業的にブレイクしたのが

次作の ”ストレンジャー

普段洋楽などまったく聴かない友人たちも

全員知っていたという。

 

敏腕プロデューサーのフィル・ラモーン

非常に丁寧なプロデュースをおこなっていて

確かに代表作と言い切れる出来の良さでしたね。

 

Vienna    

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この後はロック色が強くなっていったり

(”ニューヨーク52番街” ”グラスハウス”)

社会的なメッセージを打ち出したり

(”ナイロンカーテン”)

オールディーズ路線になったり

(”イノセントマン”)

と、作品のカラーは随分変化していきましたが

ヒットが途切れることはありませんでした。

 

個人的には、この人は

ロックンローラーではなく、

あくまで日常に根差した題材による曲作りが

似合っているアーティストだと思っていたので

段々と耳を傾けることは無くなってしまいましたが・・・ 

 

既に新作は30年近く発表されておらず

実質的に引退状態が続いていますので

若い世代の人には認知度は無いかもしれませんね。

まあ、アルバムもシングルも

売れて、売れて

売れまくりましたんで

充分というか十二分といったところですけれども。

 

曲単位で好きなのは

”Leave A Tender Moment Alone”

というナンバー。

全米27位と中ヒットでしたけれど

トゥーツ・シールマンスのハーモニカが

いいですよねえ。

 

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