家への帰り道
なにかご飯ものを買っていこう。
一度も買ったことの無い店がふと目にとまり
女将さんが一瞬、固まる・・・
ご免なさい、私の発音が悪かったかな。
”本当にイカでいいのかい、海老でなくて?”
あっ、通じてるようですね。
”ええ、海老あんまり好きじゃないんですよ。イカだけ入れてもらえれば”
女将さん、黙って頷いて
どこかへ消えていきます。
あらっ、どうしたのかしらん。
ほどなく戻ってきて調理開始
さて、部屋へ戻って
頂きま~す
あらまあ
見たことの無い見た目。
デカいなあ、イカ。
いくらなんでも、もうちょい切ってよ
食べにくいじゃないの・・・
おっとと、これさあ
店で炒めたんじゃないでしょ。
串焼きを色々と売ってる屋台から
イカ焼きをひと串買ってきて
それ、混ぜただけでしょ。
さっき一旦、店を離れたのは
それを買いに行ってたのね。
初体験だよ、こんなパターン。
あんまり嬉しくはないかな・・・