さてさて、アフターではなくて
ビフォー・コロナ時代のお話・・・
とあるバンコク市内のレストラン&パブ
(イギリス人経営)
ちょっとしたカウンターがあって、ドリンクだけでもOK。
ヨーロッパのクラフトビールなんぞも飲めます。
先客が一人居て、俳優のような整った顔立ちの男性。
どちらからともなく話が始まって
ボンベイ(ムンバイ)出身とのこと。
結構タイ語会話もこなしています。
身に着けているものからして、かなり裕福なクラスとお見受け。
遠い昔~40数年前に
トランジットで1~2泊だけ
ボンベイに泊まったことがあるので
ご当地話に花が咲きました。
・・・
また違う店ですが、割とちょくちょく行っていた小さなパブ。
(ベルギー人経営)
やはり先客があって、こちらの男性はレバノン出身とのこと。
タイ生活は長いようで、タイポップスなどもリクエストしています。
洋楽もなかなか詳しい。
(この店はお客の好きな曲を選ばせてくれる)
音楽談議に花が咲き、
”よし、僕のワイフも呼ぼう”
ということで、登場したのが実に彫りの深い
アラビアンナイトに登場しそうな美女。
店のタイ人スタッフも
”おー、綺麗な奥さんですねえ”
とキャーキャー大騒ぎ。
タイ音楽をかけまくり、奥さんの手を取って
楽しそうに踊っていました。
近年のバンコク(タイ)は本当に、インド系、中東系の人が目立つようになりました。
以前ですと、ある程度固定したエリアに
宿や飲食店が集中していたんですが、
今ではフードコートや郊外エリアでも、ハラルフードのショップを
よく見かけますね。
昨年来、飲食業全般~
特にアルコール提供がメインの店は
長期間の休業を強いられる状況が続いています。
年末のピークシーズンを控えて
外国人観光客受け入れの態勢が整いつつありますが、
”夜(とも限りませんけれど)の街” は
どのような復活を遂げていくのでしょうか。
隣り合った外国人同士が
お国自慢で花が咲き・・・
そんなかつての賑わいが
戻るのかどうか、
その成り行きが注目されるところです。