中華料理、美味しいですよね。
地方別に特色もあるし。
コース料理を楽しめるちょっと豪華な店から
気さくな町中華の食堂まで
ラインアップも幅広い。
(横浜の中華街)
さて、日本で中華料理というと
イメージとしてはガッツリ系というか
どちらかというと重量級ではありません?
(中華粥などは別として)
和食と比べても油をふんだんに使って
揚げる、炒めるといった。
少なくとも「さっぱり」という感覚はないと思います。
バンコクにも規模の大きな中華街があります。
観光スポットにもなっていて
飲食店も充実。
でもね、タイ人のあいだで
「中華料理を食べに行こう」
という言い方はあまりしないような気がしますね。
特に世代の若い層では。
「中華料理?えーと・・・」
という感じで、具体的な一品一品が思い浮かばない様子。
これが日本料理とかイタリア料理だったら、
サシミ、トンカツ、ラーメン、パスタ、ピザと
どんどん出てくるんですけど。
おそらく”淡すぎる”と思うんですね、味付けが。
タイ料理は味の輪郭がはっきりしていて、
バリエーションも多彩なんです。
それに比べると、どの品も甘めで変化に乏しいように
感じるんじゃないかな、と想像するんですけども。
私もね、「中華料理ってホントに淡白だなあ」
なんて、真逆の気持ちになったりします。
日本で食べる時と違って。
チャイナタウンまで行かなくても
美味しい料理を食べさせてくれる店、
バンコクにも色々ありますよ。
このレバニラ炒めやタンメンなんて、日本でランチ時に食べるのと
まったく同じ。まさに正しき「日本の中華料理」です。
バンコクでタイ料理ならぬ、中国料理の食べ比べ
というのもオツなものかもしれませんね。