今日12月5日は
タイの先代国王様の誕生日です。
数日前、バンコク市内のデパートに行きましたら
国王様についての展示コーナーが。
各種スポーツや絵画、写真など多くの趣味をお持ちでしたが
なかでも音楽については作曲に加えて、
複数の楽器をたしなんでおられました。
かのベニー・グッドマンと長時間の
ジャムセッションを楽しまれたり、
著名なサックスプレーヤーの
ベニー・カーターと一緒にプレイもされています。
国王様のソロも聴くことが出来ますが
端正で美しい音色ですね。
この時のベニー・カーターの感想が残されています。
”彼はビル・クリントンとは違うよ!”
(フットプリンツ/評伝ウェイン・ショーターより)
つまり歌心があって、本物のミュージシャンシップをお持ちだ
ということですね。
(ZOG ZAG December/2016)
こちらは国王様作曲の ”BLUE DAY” というナンバー。
趣味、の領域を超えたジャージーなバラードに
仕上がっていて素敵です。
タイの人々の心のなかの灯
~慈愛の眼差しで、いつも見守ってくれている父のような~
ということがよく分かる映像を最後に。
(生前の在位60周年記念の時に作られたCMです)