私はスポーツ音痴です。
子供~学生の時分にはまったく
部活動をやったことがないですし、
その後も野球なりサッカーなり
いかなるスポーツにも特段の興味が湧きませんでした。
(オリンピックとかワールドカップなどの大きな大会の時にテレビで観る程度)
自身での経験が無いものですから
”勘所”が分からないんですね。
あと球技などはルールが複雑ですし・・・
ところが最近、陸上競技
特に女子の中~長距離種目が面白く
感じられるようになりました。
その理由はですね、
「腕振り」なんですね。
選手によってですね、非常に違いがある。
道具~ラケットとかバットとかを使う
こういう競技なら、選手によってスタイルの差が出てくるだろう
と思うんです。
でもランニングの場合というのは
効率的なフォームというのは定まっているような気がするんですね。
一番ロスが少なかったりとか、スピードに繋げやすいとか。
ところが・・・
日本のトップランナーの二人、
廣中選手と安藤選手を比べてみると
実に対照的。
廣中選手は実に力強い。
ダイナミックな腕の回転を走力に結び付けてるように感じます。
一方、安藤選手は逆に
腕の存在を最小限に留めているというか。
振るのではなく、腕を「置き」にいってるように見えるんですね。
(まったくの素人目線です・・・)
他にも着地(接地?)の仕方とか、細かいポイントが色々あるのでしょうね。
でも、腕振りはスポーツ門外漢の自分にも
見た目で分かる相違点なので
なんとなく嬉しくなったのかもしれません。
他のスポーツ解説を聞いてる時のように
チンプンカンプンということが無いので・・・
腕振り含めて
綺麗なフォームだなあ~と感心したのは
エチオピアのギデイ選手。
実に優雅で、絵的にも完成されてますね。
あと、最近話題の
不破聖衣来選手は
欠点どこにも無し、の完成形ですね。
いやいや、ともかく
観戦することを楽しみにできる
スポーツ種目が出来て
(4×400Mリレーもいいですね)
ささやかですけど HAPPY です。