バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

カメラワークが冴えわたる、オカルト映画のディフォルト ”オーメン”

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リチャード・ドナー監督の ”オーメン”(1976年)

ローズマリーの赤ちゃん

エクソシスト

と並ぶ、悪魔系ジャンルの定番映画です。

 

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当時話題になったのが

グレゴリー・ペックの起用。

えっ、あの ”ローマの休日” の?

まあ若干、既に「往年の」という但し書き感はあったかもですが

言わずと知れた大スターですからね。

 

ペックは全編出まくりなんですが

確かに落ち着きというか、ただの安もの~

ゲテモノ映画では無いですよという

効果は与えていると思います。

 

しかし撮影当時、既に60代の年齢。

高名な大御所にあまり変な演技はさせられない

という遠慮もあったのでしょう、

ベックの動きは、この手の映画としては正直物足りなくて

もっさり感が否めません。

(ラストシーンでは爆発しますが)

 

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それを補うのが共演陣。

怪しい保母役を演じるビリー・ホワイトロー

 

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ペックと異なり、早い段階から子供の異変に気付いていた

母親役のリー・レミックが好演です。

 

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(出番は少ないですが、ホーリー・パランスもGOOD!)

 

そして特筆すべきはカメラ撮影。

これが素晴らしいんですね。

 

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見事に決まった構図の連発です。

 

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撮影監督は翌年に”スターウォーズ” を担当する

ギルバート・テイラー

 

インパクトという点ではエクソシストには敵いませんし、

主役(人間)が追い詰められていく描写では

ローズマリー~のミア・ファーローに及ばないのですが

「適度にショックな映像を挟み込みながら安心して観れる」

(変な形容だな・・・)

オカルト映画の代表作であることは揺るぎの無いところですね。

 

The Omen   Trailer

www.youtube.com