いい映画だなあ~
実に実に素晴らしい・・・
映画史に残る一本ですよ。
時は第一次世界大戦直前、
パリの下町に暮らすジャネット・ゲイナーは
意地悪な姉に苛め抜かれて、自殺を考えます。
偶然通りがかった青年(チャールズ・ファレル)が
それを止めます。
行く当てのないゲイナーは
ファレルが暮らす屋根裏部屋へ。
飾り気の無い性格のファレルに
段々と好意を抱くようになります。
生きることに希望を見出すようになったゲイナー。
しかし、ファレルの本心が掴めません。
「ただ同情心で私を部屋に置いてくれているのでは? 邪魔になったら言ってください。私はいつでも出ていきますから」
ある日ファレルはゲイナーに贈り物を。
箱の中身はウェディングドレス。
ファレルの初めての愛の告白を聞いて
嬉しさのあまり涙するゲイナー。
しかしまさにその日、ファレルは徴兵されて戦場へ。
夫婦として一日も暮らすことが叶わなかったのでした。
戦争が終わり、ファレルは部屋に戻ってきたのですが
ファレルは戦場で傷を負って盲目に。
ゲイナーはファレルを優しく抱きしめます。
あなたは私の命を救ってくれた。
そして愛してくれた。
今度は私がお返しする番です。
「あなたの杖になりましょう」
(勝手な意訳です)
ジャネット・ゲイナーの演技力&魅力が全開。
(ゲイナーは身長150センチと小柄で、こういった健気な役柄が似合う)
至福の110分間を是非ご堪能あれ!
(監督/フランク・ボゼージ 1927年)
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