喫茶店~カフェに行く時は
まあおよそ、ちょっと一息入れるかな
という軽めの気持ちで行きますよね。
あるいは旨いコーヒー、居心地の良いインテリアなどへの期待感とか。
でも、「喫茶店嫌い」というタイプの人
居ません?
以前の日本の職場の上司(というかオーナー)
スタッフ集めて一緒に食事をするのは好きなんですね。
自分から頻繁に声をかけてくる。
勿論支払いは全部してくれます。
ランチ時でも結構高い店に行くし
夕食ともなれば相当のものですよ。
で、「コーヒーでもいかがですか、この後」
と言うとですね、
「あー、皆さんが行きたいなのならいいですよ。付き合いましょう」
と一応頷くんですね。
(しかし既に気乗りしない顔)
さて店内に入って、コーヒー頼んで
寛いで会話を続けようかと思うわけですが、
その人だけ顔が硬直してるんですよ。
口数も少なくなって。
視線も下向き。
飲み物にも口つけない、飲んでも至極不味そうな。
嫌々&無理やり飲んでますという感じ。
一刻でもこの空間から抜け出したいという感情が
全身から伝わってくるんですね。
まあでも、部下連中が飲み終わるまで待ってやろうかと
耐えている。
実はね、結構こういうタイプの人居ますよ。
(性別で言うと男に多いと思う)
理由はいくつか考えられると思うんですが、
まず「無駄」という意識。
なんでわざわざコーヒーやら紅茶やら、ただの飲み物のために
行くんだと。(グルメ系ならOK、食べる方向なら)
そんなものは家でも会社でも飲めるだろと。
馬鹿じゃないのか、あんた達?
あと喫茶店の空間自体、それも嫌いなんですよね。
居心地が良くてつい長居したくなる~これがカフェ好きの気持ちなんですが
それと真逆ですね。
ちょっとオーバーに言うと生理的に耐えられない嫌悪感。
でも喫茶店文化って
日本で根付いてますからね。
なかなか全部リジェクトも出来ないんでしょう。
それはそれでストレスフルだろうなあ、
とも思いますけれど。
こういう方の場合は
屋外~オープンエアーの席だと
多少は気持ちが和みますかねえ。
でもね、これは偏見ですけど
喫茶店嫌いの人って
それもダメかな。
明るいというのもあんまり好まないような気がするんですよ。
室内に居る時も照明暗かったり
カーテン下ろし気味だったりするような。
あっ、日本独特の文化
ジャズ喫茶がいいかな。
店内ダークでお客さんも皆、静かだし。
うーん、それも駄目かも。
こういう御仁は
まずジャズがお好みでないですから・・・
なかなか、しっくりとは
いかないものですなあ。
いつか王子様が ウィントン・ケリー