バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

ガーシュイン シンデレラ ブライアン・ウィルソン

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今年80歳を迎える

ブライアン・ウィルソン

気心の知れたメンバーとともにツアーも敢行していて

今なお盛んに音楽活動を続けています。

 

今回はそんなブライアンの

企画色が前面に出たアルバムをいくつか。

 

Love Is Here To Stay

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2010年発表の

”Reimagines Gershwin”

かのガーシュインの有名曲を時にムーディーに、

あるいはビーチボーイズ風にアレンジしたりと

話題を呼んだ作品でした。

 

A Dream Is a Wish Your Heart Makes

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海に沈む夕陽が

ミッキーのシルエットになっているジャケが可愛い

翌2011年の " In The Key Of Disney” では

ディズニー映画のお馴染み曲を収録。

 

この2枚は、どちらも軽くサラリと聴き流せる仕上がりです。

 

さて自身が、ポピュラーミュージック全般で

一二を争うコンポーザーでもあるブライアン。

過去の自作をカバーしたのが

昨年発表された ”At My Piano”

ボーカルは一切無く、全曲ピアノソロによる演奏です。

 

You Still Believe In Me

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最初に聴いたときは正直?で。

教則本をそのまま弾いている小学生のような・・・

なんかオルゴールのようにも感じられるし。

ブライの基本はブギウギですから

もっと元気なプレイも耳にしたかったなあと。

 

ところがこれはなかなか細部に拘った箇所があって

非常によく知られている

~ブライ自身もそれこそ何千回と弾いてきたであろう曲でも

微妙に音の重ね方やメロディーが違うところがあるんですね。

 

それも無理にオリジナルをひん曲げたような解釈でなく

よく聴かないと気付かないんですが

数十年も前の曲に新たな息吹を加えてるんです。

 

I Just Wasn't Made For These Times

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リスナーを心地よいまどろみの世界に誘いつつ

絶えぬ創造性が感じられる

(実に地味ではありますけれど)

良作ですね。

 

出来れば、次作はしかし

ボーカル入りを期待しております・・・

 

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