バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

土曜の夜にはフィーバーしなかったけれど・・・ビージーズの最良アルバム ”メイン・コース”

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BEE GEES~ビージーズ

オーストラリア出身のグループで

60年代から活動していましたが、

1977年から1980年くらいまでの数年間

そりゃー、もう凄かったんですよ。

 

彼等自身のシングル曲がですね、ずっとチャートの一位なんですよ。

プラス他アーティストへの提供曲とか共演作品、

関連ナンバーもドカンドカンとチャート上位にランクインしてくるという。

もう尋常ではないレベルでしたねえ・・・

 

私はこのグループの大ファンというわけではないので

偉そうなことは言えないんですが、

内容的にはね、そのフィーバー状態のちょい前

1975年に発表された

”メイン・コース” というアルバムが

際立っているのではないかと。

 

Nights On Broadway

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ロック、してるんですよね。

ボーカルもサウンドも力強い。

 

これより以前は

スーパーセンチメンタル路線で

正直、ちょっと弱いんですね。

 

ナイトフィーバー以降はディスコ一辺倒で、

(きれいなメロディーの曲も多いんですが)

金太郎飴状態になってしまうんです。

 

このアルバムは楽曲の出来が良いですし

プロデューサーが名匠アリフ・マーディンなんですね。

ストリングスやブラスのアレンジが冴えているのも

大きな魅力です。

 

Wind Of Change

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トレードマークの裏声に加えて

地声の歌唱パートも多いんですよね。

それもひ弱さの払拭に繋がっているかと。

 

当時、この作品はアナログ(LP)で買いましたね。

個人的にビージーズの曲で一番気に入っているナンバーが

収録されていましたし。

 

Fanny (Be Tender With My Love)

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これは名曲ですよ。

同じくアリフがプロデュースした

ホール&オーツの ”She's Gone"(1973年)

を思わせる曲調ですが(アレンジもほぼ同じ・・・)

良いものは良いということで。

 

She's Gone    Hall and Oates

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(こちらのほうがボーカル&演奏とも上手いなあ・・・)