バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

ピチカート・ファイヴの隠れ佳作で聴ける素敵な女性ボーカルを「おしえて」

 

 

ピチカート・ファイヴのボーカルといえば

なんといっても野宮真貴ですけれど、

こちらはメンバーが固定しなかった初期の作品

ベリッシマ”(1988年)

 

この時代のリードボーカル田島貴男オリジナル・ラヴ

が担当しています。

 

”惑星”

www.youtube.com

 

アルバムのオープニングを飾る

ムーディーなナンバーですが

女性コーラスが素敵ですよね。

 

”これは恋ではない”

www.youtube.com

 

この曲でのリードとの掛け合いも最高です。

この女性ボイスが無ければ

成立しないナンバーですよね。

 

発売当時は商業的な成功とは無縁(オリコン97位)

かつ、後の野宮時代と比べると

遊びや明るさに欠ける地味な作品ですが

各曲の出来は高水準。

 

さて、この魅惑の女性コーラスの主はというと、

 

アルプスの少女ハイジ~おしえて

www.youtube.com

 

日本人で知らない人は居ないのでは?

あの超有名アニメ主題歌を歌っていた

伊集加代子(現在は加代)なんですね。

スキャットの女王と言われていた彼女の

録音アーカイブは膨大で

 

めざめ

www.youtube.com

 

(ある程度の年齢であるならば)

このイントロ一発で、インスタントコーヒーの

テレビCMを思い浮かべますよね。

 

 

ご本人のソロアルバムは少ないのですが

1960年代から活動を続けている

超ベテランの男性デュオ、ブレッド&バター

”MAHAE”(1975年) という作品では

バックボーカルやコーラスということでなく

透き通った歌声のソロパートが聴ける曲が

収録されています。

 

 

ブレバタのキャリアのなかでは

あまりスポットがあたるアルバムではありませんが

R&B色を強調したサウンド

実にグルービーで、今聴いても古臭さは無いですよ。

機会があれば、アルバム全編に耳を傾けてみてくださいな。

 

MAHAE(真南風) Sample Trailer

www.youtube.com