先日、近所を歩いていて
タイではよく出くわす光景なのですが
唐突に日本のベテランロックバンド
GODIEGOのことが頭に浮かんできました。
1970年代の後半に
非常に人気のあったグループです。
当時全盛だった歌番組にも、積極的に出演していましたので
覚えている方も多いでしょう。
私がこのバンドのアルバムを初めて買ったのが
1977年に発表された ”DEAD END”
作品のタイトルや歌詞世界、ジャケットなどからして
かなりシリアス~硬派な方向性だったのですよ。
A Face In The Cloud
ところが翌年から始まった人気番組 ”西遊記”
で使われた ”ガンダーラ” ”モンキー・マジック”
の2曲が大ヒット。
その後もチャートの上位に食い込むシングルが
何曲か続きましたので、
一般的な知名度が一気に上がりました。
さてゴダイゴはCMソングも多数手がけていて
それらの曲を収録したアルバムも
同時期に発売しています。
このLPも買いましたねえ。
僕のサラダガール
それだけに留まらず、映画やテレビドラマのサウンドトラックも
かなりの数。(”青春の殺人者” ”男たちの旅路” ”ハウス” など)
そういう場合ではボーカル抜きのインストルメンタルが
多くなるわけですね。
また80年代以降のオリジナル作品は
それぞれ、かなり企画色というかコンセプトが強調されていて
プログレ的な展開も目立ちました。
あまりに活動の幅が広いので
正直ちょっとイメージが掴めない印象があったのは
確かです・・・
現在も精力的にライブ演奏を続けているようですが
メンバーの年齢は70歳前後と、まだまだお若いんですね。
ということは非常に若い時分に
実に多彩な音楽活動を行なっていたわけで、
とかくカテゴライズされがちだった日本の音楽シーンにおいて
先進的な存在だったことが
後年になってこそ、よく分かりますね。
男たちの旅路 オープニングテーマ