ハープと聞くと
女性~それもひらひら系のロングドレスを着た
演奏者の姿を思い浮かべますが
今日は3人のJAZZ HARP WOMEN の演奏を。
There's a Small Hotel Dorothy Ashby
ドロシー・アシュビー(1932~1986)
ピアノやベース、サックスなどを子供~学生時代に習得。
後にハープをメインの楽器として
50~60年代に10枚近いリーダーアルバムを発表しています。
70年代に入ると有名アーティストのアルバムにもゲスト参加していますね。
If It's Magic Stevie Wonder
アリス・コルトレーン(1937~2007)
ジョン・コルトレーンの奥さんだった人ですが
ジョンの死後、60年代後半~70年代前半に
独自の世界観をもったアルバムを発表。
その後はスピリチュアルな作品をリリースしてますね。
Alice Coltrane (1970)
ブランディー・ヤンガー(1983~)
今、非常に注目されている新世代のハープ奏者。
ドロシーやアリスなど先人達に敬意を払いつつ、
ラテンやフュージョン、ヒップホップなどの要素も取り入れて
様々なフォーマットで活動を続けています。
Games Brandee Younger
ドロシー・アシュビーのオリジナルですが
見事にスイングしてますね。
ハープは持ち運びが大変ですよね。
「うち、ハープ置いてありますよ」
なんていうライブハウスも皆無でしょうし。
なのでオーケストラでなく、少人数でのコンサートツアーなどは
相当に厳しい面もあるような気がします。
気軽に生演奏~ジャムセッションが
聴けるような機会が増えると、
固定観念の打破に繋がるかも、ですね。
Love's Prayer Branndee Younger featuring Ravi Coltrane