リニー・ロスネス
1962年、カナダ生まれのジャズピアニスト。
現在に至るまで20枚以上のリーダー作があり
大物ジャズメンとの共演歴も多数ある名手なんですが
実に上手い人ですね。
特にデビュー当時、1980年代後半(まだ20代半ば)の
プレイが凄いんですよ。
I HEAR A RHAPSODY
手元、見てませんよね。
共演者のプレイを注意深くチェックしてるか
目を瞑ってるという。
それでいてこれだけ流麗に弾きこなせる・・・
Emily
ビル・エヴァンスに捧げた
トリビュート盤に収録されたナンバーですけど、
天国のエヴァンスもにっこり微笑んでるに違いない
素晴らしい仕上がり。
この人は短期間ですけど
ウェイン・ショーターのツアーバンドに居たこともあって
そこでのプレイも強烈でした。
一曲15分とか20分超、天才ショーターに臆することなく
超絶テクを披露してますね。
(残念ながらオフシャルリリース無し)
90年代以降の作品も勿論、高クオリティなんですけど
ちょっと似たようなフォーマットが多くて
今一つ、デビュー当時の輝きに欠けるような・・・
Diana Renee Rosnes & Wayne Shorter
ウェインとのデュエット曲。
シンセでバッキング付けていますけど
ウェィンの曲調にぴったりですね。
うーん、(ウェインが元気な時に)
この路線でフルアルバムを出して欲しかった
と切に思いますね。
Never Will Marry with Bill Charlap
(ビル・チャーラップと組んだ2010年作。これは名盤!)