バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

心尽くしの見舞い品 from BANGKOKIAN

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不摂生(暴飲暴食)のためでしょう、時に胃腸~消化器系の調子が

悪くなる時があります。

 

外出するのが億劫になり部屋のなかでウンウン・・・

こういう時のためになにか買い置きをしておけばいいのですが

ズボラな自分はいつも忘れてしまいます。

 

そんなときにドリンクや軽く口に入るものを差し入れてくれる

タイの友人。

人付き合いが良いとは言えない私には有難すぎる話ですね、ホントに。

 

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温かい飲み物(冷えたビールじゃなくてね)

&どこにも外出せず

古いDVDを観返しながら

体力の回復を待ちましょう。

 

いつも有難うね。

 

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心尽くしの頂き物 from FRIENDS

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タイに来られる際に

食事やお茶を共にする

日本の友人、知人とのひと時は

私にとっても楽しい時間。

 

時には何時間ものトークになることがあります。

 

皆さん、日々の私の激辛?食生活を慮ってか

日本の食料品を差し入れてくれたりします。

 

先日久しぶりにお会いした方からは

実に美味な佃煮やお茶漬けを頂戴しました。

早速、近くの市場へ行って白米調達。

うーん、この繊細な ”胃腸を痛めつけることのない” 味加減

まさに日本の真骨頂であります。

 

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 別のお知り合いの方から頂いたお茶と一緒に。

まさに100%和風の一食、タイに居ることを忘れますね。

しかし冷たい水でもほんとうにサラサラ溶けて

便利ですねえ。

 

その他お菓子などもどんどんと頂戴してしまいまして

私はこれで何日間も生きていけそう。

感謝感謝の一人の食卓であります。

 

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 こんなに素敵な品も頂戴しました!

 

皆さま、また(今の状況ですとそれがいつになるか

ちょっと分かりませんが・・・)

バンコクのカフェやバーで素敵な時間を

過ごしましょうね。

「国語」の入試問題、変でしょうよそれは

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先日ある雑誌を読んでいまして

文學界 2015年10月号/文藝春秋

画像にあるような企画記事が。

 

いやあ、難しい 難しすぎる

ワシの頭では追いつきませんがな、全然。

で、

 

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設問のなかで

”作者の動機はどういうものであると考えられるのか・・・”

というのが。

 

ちょっと待て、そんなの分かるわけないじゃないですか

一読者に。

採点者にも分かるわけないでしょうよ、勿論。

 

作者も、いちいち自分の動機を分かってもらいたいなんて

つゆほど思ってないですよ。

作者の手を離れたら、あとは受け取り手の自由な解釈ひとつです。

そんなの常識。

 

あーだこーだ、感想や意見を言い合う。

それはオーケー、楽しい世界です。

 

でもこれ、入試問題なんでしょ。

これで順番つけてふるい落とすんでしょ。

超絶違和感。

 

私はホント子供の頃から学校の授業、興味持てなくて。

まあ基本的に頭が悪いうえに、ひねくれてるというのが

あるんですが、

この歳になってもこういうの見ると

怒りの感情が出ますね。

 

一通り、字が読めるようになったら

あとはねみんな、好きなもの読めばいいんですよ、どんどん。

それ以外、なんかあります?

 

なんで、原作者でもない人物が作った(意味のない)問題とやらに

答えて、それで順番とかつけられたりしなきゃいけないのか。

 

だから、みんな小説とか

読まなくなっちゃうんですよ・・・

 

アート(書籍・音楽・映像・絵画など)はね、

まずは感じることがすべてなんで。

解釈は後から付いてくるもので、しかもそれは

各人それぞれでいいんですよ。

 

そんなこと、分かり切ってるのにねえ・・・

 

School's Out    Alice Cooper

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昔、理科の試験かなんかで

”初速度なんたらの物体が落下するのにかかるスピードを計算せよ?”

というのがあって

”いつかそのうち落ちてくるから、特に思い悩むことはなし”

と書いたりしてました。

 

あとね、

”この海域で取れる主な魚種を挙げろ”

とかの設問で

”寒流と暖流の出逢いから何かが始まる”

なんて答えたりして。

 

ほんとにアホですわ。

ありがとう、その一言が難しい

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以前、自分の親がタイに来たことがあり

あちこち一緒に回りました。

 

思いのほかタイ料理も食べれたようで

(激辛系は除き)

楽しい時間を過ごしてもらったようです。

 

しかしひとつ気になることが。

出逢うタイの人々は優しいことが多く

色々と気遣ってくれるのですが

”サンキュー”の一言がなかなか出ないんですね、

親の口から。

 

サービスをしてもらって当然、ということまではいきませんが

どうも感謝の気持ちが相手に伝わってないような。

で、ちょっと口論になってしまいました。

どうして簡単なフレーズでいいから、何語でもいいから

ありがとうを言えないんだと。

 

心のなかでは勿論思っているよ。

でもそれをいちいち表明するのが気恥ずかしい、

なんか大袈裟な気がして躊躇してしまうんだ

と。

 

うん、それもね

分かるような気がします。

 

翻って自分、比較的タイの人に対して

言うほうだとは思います。

サンキューの言葉を。

 

でもただ儀礼的に、オウム返しのように言っていることはないだろうか?

 

言わなければ伝わらない

でも、

ただ言えばよいというものでもない

 

そんなことをつらつらと考えてしまった一日でした。

 

ローラ・ニーロ SMILE 

曲の後半、琴が大きくフィーチャーされてますね。

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曲良し 映像良し あまりに良すぎて失神だ!~タイポップス万歳 その③

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タイポップス、ホントにいいですねえ。

もう良い曲、素敵なミュージシャンがてんこ盛りで。

 

で、このクリップ

どうですか!

 

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おーっ、どこのソイだろうな。

曲もセンス抜群だし

撮影チームの力量が素晴らしいっす。

 

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こっちは大人のバンドの temp.

タイトルが Motel California だもの。

ホテル、じゃないですよ。

 

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ホント、良い仕上がりだよ。

 

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もう、いくらでもありますね、若手のバンド。

年齢なんか私の三分の一くらい、

みんな、良い曲書くよねえ。

ロディアスで人懐っこいところが

洋楽には無い大きな魅力。

 

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今はもう暑期、誰もいない喫茶店

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こちら、家の近所の喫茶店なんですが

前から気になっていまして。

 

というのはここ、誰も通らないんだよね。

この路地の奥に住んでいる人以外。

 

他に商店とかも無いし。

犬は居るけど。

 

勇気を出して店の前まで行ってみました。

 

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門は開いてますけど

人の居る気配がありません・・・

 

またね、また来てみますね

いつか、いつかね

 

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TOKYO & ATLANTA オリンピックを巡る2つの物語

昨日に続いてオリンピックのトピックで。

 

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奥田英朗の「オリンピックの身代金」は

東大の大学院生がオリンピック(1964年の東京大会)の開会式で

爆弾テロを目論むというストーリー。

組織的なものでなく単独での計画です。

(相棒らしき存在もあることはあるのですが)

 

当時の日本社会についての書き込みが丹念にされていて

読み応えのある1冊。

 

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こちらは1996年のアトランタオリンピックについての

ルポルタージュ、著者は沢木耕太郎です。

 

面白いのは本番の競技よりも

・メディア関係者用のパスを取るのに延々と行列

・試合会場に辿り着くのが大変

・まともな食事にありつけない

といった事項についての記述が大半を占めている点。

 

選手に対しての視点もシニカルで

いわゆる熱血スポーツ観戦記といった類のものではありません。

 

著者の他の作品にも通じる、”根底の部分でクール”な

ドキュメンタリーです。

 

さてさて、今年の東京はどうでしょう。

開催にこぎつけたとしても

また仮に中止・延期になっても

相当数の関連書籍や映像作品が

残されそうですね・・・