バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

MY MAN'S GONE NOW JANUARY~MARCH 2021

ポンタさんの訃報には驚きました。 近年は体調があまり優れないようにもお見受けしましたけれど 子供の頃からずっと慣れ親しんできたミュージシャンでしたから・・・ 確か1977年くらいかな 日本青年館でステージを観た記憶があります。 髭モジャでパワフ…

気になるなあ・・・日本の若手アナウンサー口調

一時は日本のテレビ界の帝王的存在だった 大橋巨泉氏、 著作も沢山残されていますが 手許にある新書では スポーツ中継やバラエティー番組のあり方について 苦言を呈しています。 うん、まったくもって ごもっとも。 で、私 報道番組~ニュースですね こちら…

香川京子の体当たり演技がスクリーンに爆発~”猫と庄造と二人のをんな”

香川京子というと 清楚で上品でおしとやかな・・・ というイメージが一般的だと思うのですが この作品では爆発&炎上しています。 狂騒的ともいえるほど。 監督は前年(1955年)に ”夫婦善哉” を製作した豊田四郎。 今回の主役も引き続き森繁久彌です。 …

アフリカ~渥美清~いかりや長介

当時としては画期的な アフリカロケを敢行した 羽仁進監督の1965年作品 ”ブアナ・トシの歌” 主演は後に寅さんシリーズで国民的俳優になる 渥美清です。 渥美清の役柄は 日本人研究者のためにプレハブ住居を建設する技術者。 現地の住民に協力を求めます…

タイ料理の定番 グリーンカレーは、チャーハンにすると旨いのだ

こちら、みたところ ごくありがちな炒飯ですが 味付けがですね、 タイ料理のなかでもよく知られている グリーンカレー風味なんですよ どの店でもある、というわけではないのですが 先日ふらっと寄ったフードコートでメニューに見かけましたので 注文してみま…

アルバムジャケットとボロクソ批評で超過小評価 ヴァン・モリソンの佳作 ”HARD NOSE THE HIGHWAY”

ヴァン・モリソンといえば ロック界最高峰のボーカリストの一人。 私もファンでして、70年代~80年代にかけてのアルバムは 大体、揃えていました。 そのなかで際立って”低評価”の作品が 1973年発表の ”HARD NOSE THE HIGHWAY” 日本語のタイトルが「…

奇妙で、短い夢を見た

先日、 夜中じゃなくて午後のひと時 時間にしたらほんのちょっとの間 微睡んだんですね、自室で。 で夢を見たんです。 場所は東京 中心部でなくて郊外寄りと思われる 緑が豊かなエリア。 そこの図書館か美術館の事務所で 自分と女性が会話をしてるんです。 …

タイにおける ”外国人の二重価格制度” あれこれ

タイは観光立国ですから、もうあちこちに 観光ポイントがあるわけですね。 で、なかにはお金を取られるところもあります。 寺院、博物館、美術館、国立公園、自然保護区などなど。 全ての場所ではないのですが、違うんですね その料金がタイの人と外国人で。…

囚われることの恐怖を描いた名作映画2本 ”ミッドナイト・エクスプレス” ”告白”

いわゆる ”刑務所もの” 映画は 洋&邦画とも数多く製作されていますが 大別すると 脱獄の過程をメインにしたパターン 獄中生活を主に描いたストーリー の2通りになるかと。 今回の2本はいずれも後者のタイプなのですが、 実話をベースにしています。 (何…

シンガーソングライターの作品として極北、ジョニ・ミッチェルの ”ミンガス”

のっけからなんですが、 このアルバムはあかんですね。 いや、あかんというのは 勿論誉め言葉なんですけど ちょっとね、普通では聴けないです。 一曲も無いと思いますよ、聴き終えて なんとなくでも口ずさめるナンバーが。 The Dry Cleaner From Des Moines …

ファンクな兄弟のお出ましだ!ソウル編 スライ・ストーン、ファンカデリック・・・

今日はまさに ファンクど真ん中の楽曲を。 Thank You SLY&THE FAMILY STONE www.youtube.com FUNKという言葉から 真っ先に思い浮かべるのは 私の場合、スライのこのナンバーですね。 もうイントロからして決まり、です。 あまりにもカッコいい・・・ Do Do W…

ファンクな兄弟のお出ましだ!クロスオーバー編 ヘッドハンターズ&クルセイダーズ

”FUNKY~ファンキー”という形容詞があります。 音楽でいうと一般的には御大、ジェ-ムス・ブラウンが 元祖になるでしょうか。 多分に感覚的な面もあるので、人によって 「これはファンクじゃない」「いや、その要素はあるよ」 などと受け取り方に差があ…

スーパーで見かけたベトナムはダナンのコーヒー、味も濃いが動画も渋い仕上がり

スーパーをぶらついていたら 飲料コーナーに大々的に陳列されている商品がありました。 ベトナム産のコーヒー豆(250グラム)のようです。 プロモーション価格でかなりお得になっているし パッケージのデザインも悪くないので 2種、買ってみました。 あ…

古くても日本語字幕が無くても、サクサク観れるイギリス映画 "TIGER BAY"

J・リー・トンプソン監督の1959年度作品。 今となってはあまり話題になることもない映画ですが これ、なかなかに素敵な1本であります。 主人公のポーランド人船員ジョン・ホークスワース 久しぶりの休暇で彼女のアパートに向かうのですが 口論のあげく …

毎日飲み放題プラン付き! バンコクの高級ホテル月極ステイ

しばらく前に ”帝国ホテルに月36万円で住める!” といった記事を見かけたことがありました。 帝国ホテルに月36万円で住める! 朝食パン、珈琲、駐車場、プール、サウナなども無料! 「帝国ホテル サービスアパートメント」が本日1日(月)予約開始~ルームサー…

信じることと祈ること

私には特定の宗教への信仰心がありません。 墓参りをしたり タイの友人たちと寺院に行った際に 手を合わせることはします。 その際に心の中で思うこともあるのですが それは信仰と呼べるようなものではないでしょう。 宗教、そしてそれを信じるという行為は …

目覚めると、そこは命を賭けた闘いの空間だった・・・映画や小説世界から

2000年代に大ヒットした "SAW~ソウ" シリーズ ハマった人も多いのではないでしょうか。 低予算を逆手に取った 密室閉塞空間でのゼロサムファイト。 www.youtube.com 最近もまだ続編が作られているようですね、 私はシリーズの3か4あたりで離脱してし…

おいらは天邪鬼~外国人にポピュラーなタイ料理は全部スルー

タイ料理、 お好きな方も多いことでしょう。 日本にもタイ料理屋さん、いっぱいありますよね。 さて、数あるメニューのなかで よく知られているものを片っ端から並べてみると・・・ トムヤムクン グリーンカレー カオマンガイ 空心菜炒め ヤムウンセン(春雨…

蘭の花の美しさに足を停めた

ある日、アーケードをぶらぶらと歩いていたら 遠目からでも目立つブースが。 花屋さん~蘭の花ですね。 いやあ、綺麗ですねえ。 それに大ぶりですよね、 とても豪華。 いえ、毎年 日本の親に蘭の詰め合わせボックスを送っているんですが それの何倍も大きい…

あの店はどこへ行ったの? バンコクのレストラン

こちら、いわゆる普通の日本のカレー 値段はかなり安いですね もう何年か前ですけれども。 バンコクはエカマイ駅横のモールにあって 便利な場所だったんですが いつのまにか・・・ 日本のカレーも良いんですが 本場インドのカレーも美味しいですねえ。 以前…

TOO MANY WINDOWS...窓の多い部屋

私が今住んでいるコンドミニアム(中古マンション)は 築25年以上、 モダンな外観の最近の新築物件と比べると あくまで地味な見た目です。 でも室内に入りますと 古くて暗い、ということは決してなく むしろスコーンと抜けた雰囲気ですね。 玄関ドアにすり…

これぞアメリカのムード歌謡!ノスタルジックな風情の ”ハロー・ストレンジャー”

こちらは1963年に発表された ”BABY I'M YOURS” というアルバム。 このなかに全米3位(R&Bチャートは1位)となった 大ヒットナンバーが収録されています。 タイトルは ”HELLO STRANGER” www.youtube.com 歌っているのはバーバラ・ルイス(作詞作曲も本…

”観光鎖国”から1年、バンコクのパブやバーはどうなっとるの?

観光目的でのタイへの入国が 実質シャットアウトになってから およそ1年が経過しました。 年間に4000万人が訪れるという 観光立国ですから、当然さまざまな業界に 甚大なダメージが。 レストランではテイクアウトやデリバリーの強化、 観光業界ではタイ…

DUSTY & JACKIE 素晴らしき女性シンガーの歌声に酔う

今日は英米2人の女性シンガーを。 ダスティ・スプリングフィールド(ロンドン生まれ 1939~1999) ジャッキー・ディシャノン(ケンタッキー生まれ 1941~) 同世代で共にティーンエージャーの頃から 活動をスタートさせています。 まずはダステ…

1970~ガメラとフレンチフライと大阪万博

今から50年以上前、 1970年~昭和45年に 大阪で万博(万国博覧会)があったんです。 当時としては非常に規模の大きいイベントで 随分と話題になったものです。 確か小学2年だったと思うんですが 行った(親に連れられてですが)記憶があるんですよ…

JAZZY & GROOVY ! 70年代のフォー・シーズンズ

1970年代の中頃、 アメリカのヒットチャート番組 全米トップ40を聴いていたら かっこいいイントロの曲がかかりました。 すぐにレコード屋さん、行きましたよ。 Who Loves You www.youtube.com フォー・シーズンズのカムバックヒット "Who Loves You" …

小津作品を思わせる格調の高さが素晴らしい、70年前のタイ映画 "SANTI-VINA"

これは名作、逸品です。 1954年製作のタイ映画 ”SANTI-VINA" 長らくマスターフィルム消失ということになっていましたが 近年になってネガが発見され、リマスターの後にカンヌ映画祭で上映。 タイ国内でも公開されて、当時(2016年)かなり話題になり…

ビーチ、太陽、カリフォルニア・・・ブライアン・ウィルソンの”ライト”なコンセプトアルバム

ブライアン・ウィルソンの ソロ作 "THAT LUCKY OLD SUN"(2008年) 数あるソロアルバムのなかでもお気に入りの1枚です。 Forever She'll Be My Surfer girl www.youtube.com この作品は曲間にナレーションが挟み込まれて 構成されている、いわゆるコン…

ロッセリーニ! ロッセリーニ! 映画史に燦然と輝く”戦争トリロジー”

映画の歴史を語るとするならば 必ずや触れられるであろう ロベルト・ロッセリーニの、いわゆる”戦争三部作”を 今日は駆け足で。 まずは ”無防備都市” 第二次世界大戦末期のローマが舞台 街は混乱を極めており、パン屋には長い行列が。 途中までの出演ですが…

”世界で唯一の、私の場所” って何処だろう?

パラパラと古い雑誌をめくっていました。 ”旅行人” というタイトルです。 発行人はトラベルライターとして有名な方で 多くの単行本も書かれています。 20~30代の頃、 私もよく読んでいました。 池袋のジュンク堂や神保町のアジア文庫で買い求めて、 次…