2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧
7歳の少女 Naíma Sentíes は お母さん Iazua Larios と お祖父ちゃん Alberto Amador の家へ。 なにやらパーティーが開かれるようなのです。 Naíma の父親 Mateo García Elizondo は 不治の病に冒されていて 終末期の在宅介護を Alberto の家で受けています…
トーマス・H・インスが製作 脚本も自分で書いた1914年のアメリカ映画。 かの早川雪洲が本格的に長編の映画に出始めた頃の作品ですが ここでは完全な老け役メイクなので 若き日のイケメンぶりを観ることは出来ません。 それよりも ともかくストーリーが無…
昨日は終日在宅で 日中、映画を(2本)観ていたんですね。 そのあいだはスマホの待ち受け音量を下げていますし ネットの閲覧などもしませんので ”情報の孤島” 状態 夕方になって SNS が何通か(普段滅多にやり取りしない人からも) 入っているので、なにか…
1961年製作のペルー映画 (監督/Luis Figueroa, Eulogio Nishiyama, César Villanueva) クスコの山中深く、祖父母と暮らす 15歳の少女 ククリ(KUKULI) 麓のパウカルタンボで開催される フェスティバル見物のため 一人で山を下りることに。 「もう…
A・T・ホワイト監督の2018年度作品 朝起きてみると世界は一変し、 生き残った人間は自分だけのようだった という「終末の日がやってきた」系列の一本です。 たった一人のサバイバーを演じるのは ヴァージニア・ガードナー(好演) トランシーバー経由で…
17歳で家を出たんだ 生まれ故郷から逃げ出したのさ うんざりだったんだよ 些細なことで憎しみあう そんな場所に住んでいるのが 後ろ指を指されるだけの 笑い者 あまりの恥ずかしさに あちこち逃げ回っていたものさ 人は皆、生まれながらに 罪を負っている …
人を愛しなさい お行儀よくしなさい 女性はいつも そう言われて がんじがらめに生きてきたんだ 私の夫はいつか成功するはず だから平気 だから大丈夫 きっとなんとかなるだろう 毎日 鎖に縛られて 女は生きている なにかが変わるのを寝転がって待つ 人生に向…
言ってもいいかな なんてラッキーな日なんだろう 月にお別れのキスをして 僕たちの人生を歩んでいこうよ なんて素敵な日なんだろう だって君と知り合えたんだもの 二人で新しい世界を創っていくのさ 太陽に触れて走り出そう この幸せな日に そう 新しい人生…
2014年に63歳で亡くなった アメリカの国民的俳優 ロビン・ウィリアムズの 晩年の出演作を2本、観てみましょうか。 "BOULEVARD" では支店長昇任間近の 優秀な銀行員を演じています。 良き妻(キャシー・ベイカー) 良き友人(ボブ・オデンカーク、エレ…
ニューヨークのアパートメントで 一人暮らしのエレノア・ヘンドリックス 彼女の趣味は 他人のバッグを盗むこと ~つまり犯罪です。 もう反射的に盗みたくなってしまうんですね。 人の荷物を。 それは盗癖という類のものではなく 開封依存症とでも言えばよい…
ブルガリアにこの女性監督あり Binka Zhelyazkova (1923-2011)の 1961年作品ですが これは傑作、全映画史に残すべき 文化遺産ですね。 第二次大戦中のソフィアにおける パルチザンたちが主人公。 活動に身を投じて日の浅い Dimitar Buynozov …
最寄りのスカイトレイン駅前ですが ちょっとした緑のスペースが誕生。 こういう”変化”はいいですね。 駅近のマーケット(市場)で買い物していると べたべたと貼り紙が 高層のコンドミニアム(分譲マンション)を建てるようですが 38階建てで1000室超 …
あらっ、ここ前はタイ料理レストランだったような。 割と頻繁に店が変わるんですよね。 チェーン系列なのかな、小綺麗な構えです。 隣は人気の昔ながらの 屋外イサーン(東北タイ)料理屋さんで その対比がなんか面白いですね。 しかしホントに喫茶店~カフ…
雪に覆われた カナダの田舎町 子供たちを乗せたスクールバスが 事故を起こし、運転手の女性と子供一人を除いて 全員(子供14人)が死亡するという大惨事が。 事故から2年ほど経過した後 一人の弁護士(イアン・ホルム)が 町にやってきます。 彼は子供を…
これは奇妙な映画ですね。 奇想天外とか捻りがきいてるという意味合いでなく (そういう映画は結構あるわけで) プロット&映像&ストーリーが全部変・・・ (誉め言葉です) 監督のアトム・エゴヤンが脚本を書いて 主演も自分。 奥さん役が私生活の妻である…
セネガル出身 センベーヌ・ウスマン(1923年~2007年)の 1960年代の作品を2本。 "BORROM SARRET" 1963年に製作されたデビュー作品 時間は僅か18分という短編ですが 無茶苦茶上手い、というか 既に完成しきってますね。 首都ダカールで暮…
1982年にフジテレビ系列で 放送された全11回のテレビドラマ。 これは傑作です。 当時もそう感じて(珍しく)毎週見ていましたけれど 今見返しても唸る場面が多いですね。 脚本(倉本聰)が異常なレベルで緻密です。 主演の萩原健一も のちの著書で触れ…
コロンビアの映画監督 マルタ・ロドリゲスが 制作&プライベートのパートナーでもある 夫のホルへ・シルバと組んだ 魂の2本を。 ”チルカレス”(1972年) 首都ボゴタの南部 トゥンフエロ川流域で暮らす 13人の大家族(夫と妻、子供11人) を追ったド…
Driftin' seagull's lonely cryPacific air was honeyWhispered tide, warm and mistyRolled in from flamin' sky 海辺を舞うカモメは 寂しげに鳴き 太平洋の空は 甘い大気に満ちている 波は囁くようにそっと寄せ 赤く燃える空の彼方に返っていった 霧におお…
ブラジルの パウロ・セーザル・サラチェー二監督の 初期作品(1963年) リオデジャネイロ郊外の ろくに家具も置いていない 貧相な住宅に暮らす Irma Álvarez 甲斐性の無い夫に心底 愛想を尽かしていて 口論が絶えません。 (夫が怪我をして助けを求めて…
映画評論家には極めて評価の高い フランチシェク・ヴラーチル監督の 超大作(1967年) しかし気軽に観れる内容ではないんですよね・・・ まず舞台は13世紀中頃のボヘミア王国。 あなた、イメージ出来ます? 知識あります? 私は無学ですから全然出来ま…
「意味深で難解な映画である」 ウィキペディアでそう評されている 黒沢清監督の1999年作品。 レビューなどを見ても そういう感想を持つ人が圧倒的に多いようですけれど 無茶苦茶、シンプルで分かり易い作品だと思いますよ 私は。 監督も決して小難しく作…
「この人覚えてる? 貴方に何度も会ってるでしょう」 あっ、まただ いかん まずい 覚えていない・・・ 「名前はともかく顔も? 顔も忘れちゃったの?」 誠に誠に 切に切に 申し訳ない・・・ 私、人の顔 昔から覚えられないんですよね。 それ以前にまず見てな…
時は1947年 第二次大戦終了から間もない頃ですが 人里離れた山あいで暮らすユライ・ククラ 奥さんと12歳の息子、生まれたばかりの娘との 4人暮らし。 ある日、重装備の男たち(ウクライナ蜂起軍の残党)が やってきて、負傷しているリーダー格の男を…
いやあ これはいいですね! やっぱりセンスの良し悪しって 天性のものですよ。 学んでどうのこうのという問題ではないということを 改めて認識させられますね。 チェコスロバキアの名匠 フランチシェク監督の長編デビュー作 (1960年)なんですが 惚れ惚…
先日、近所の (スーパーやコンビニではない)雑貨店を覗いていたら ミャンマー産のインスタント・ミルクティーというのがありまして (30パック入りで500円ほど) 試しに買ってみました。 毎日珈琲を5~10杯というのも 芸が無いしね。 ちなみにタイ…
いきなりショッキングなシーンから始まりますが タイ国外で知名度抜群の ペンエーク・ラッタナルアン監督の 2003年作品。 バンコクで暮す浅野忠信と タイ人姉妹(シニター・ブンヤサック/ライラ・ブンヤサック *実の姉妹)の ちょっと(というかかなり…
カーペンターズのヒット曲で ”愛のプレリュード”(1970年) ってありますよね。 "WE'VE ONLY JUST BEGUN" THE CARPENTERS www.youtube.com カレンはのちの ”歌姫” ~マイクを持ってスタンディングで歌唱 よりも、この時代のほうがいいですよね。 ボーカ…
さて本日は 知り合いのご夫婦とランチを共に。 少し前に着いたので 辺りを軽く散策 下町情緒溢れる よさげなエリアですね 中華の店なのですが 私は初体験。 美味い! 実に上品でバランスの取れた味加減に感動。 お二人揃って食通の方で 美味しい店をよくご存…
2月の最終週、 自分としては珍しいことに 日本から知り合いの方が2組 ご来タイ。 私は普段の生活では、まったく日本語で会話することが無いので うまく話せるかなあ いろはにほへと あいうえお・・・ まずは同世代(同年齢)の男性 アルコールがお強い方で…