バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

映画

アルフレッド・ヒッチコックのイメージ

最初にヒッチコックを観た時、 もう作品名も覚えていませんが、 「あれっ?」と思ったんですね。 刷り込みが強かったわけです、 サスペンス映画の巨匠という。 だから手に汗握るというか、緊張感でいっぱいの作風かと。 その視点で観ると、正直こけてしまっ…

チャップリン、完璧でも不満足な超人・・・CHARLIEはいい加減が許せない

言わずと知れた喜劇王のチャップリン、 自伝に目を通すと、”超絶完璧主義者”だった 生前の姿が目に浮かんできます。 作品作りだけでなく、プライベートの対人関係においても それは発揮されたようで、 過去の細部の1シーン1シーンまで克明に 頭のなかにイ…

映画の醍醐味って・・・部屋のテレビはいまだに「小画面」のブラウン管でごんす

テレビ番組、私は全く見ません。 もうここ20年くらいそうかな。 なので、”観る”といったら DVD(映画)ということになります。 自室のテレビ、ブラウン管TV。 しかも”小画面” 笑われるんですね、「なんだこれ?こんなのまだ持ってんの」と。 でも、あ…

身体がどんどん縮んでいくのです トラックが私をひき殺そうとするのです

youtu.be リチャード・マシスン(1926-2013) スピルバーグの「激突!」(1972年)で 脚本(&原作)を手掛けていました。 アメリカの作家のなかでも非常に名の知られた人だと思いますが、 著作はよく映像化されてますね。 「縮みゆく男」は身…

絶対にあきらめない刑事~不朽の名作 フレンチ・コネクション

刑事&警察モノといえば映画やテレビの一大ジャンルで 膨大な作品がありますよね。 昔も今も人気があるし、これからもそうでしょう。 で、この「フレンチ・コネクション」(1971年)ですよ。 絶対的決定版ですよね。 極論すれば、これ1本で足りる。 こ…

おしくらまんじゅう~寅さん曰く、人間がいつまでも生きてると人間ばっかりになっちゃう

ふと、想像してですね。 産まれてから今までに食べてきたもの、 これを米、野菜、肉、お菓子、アルコールとかに分けて 目の前に積み上げたらとんでもない量になるんじゃないかと。 シンゴジラとかよりデカいでしょ。 で、たった一人の人間がこれだけ消費して…

巨匠 松本清張大先生

あまりにも有名な作家 松本清張 テレビや映画の原作にもよくなりますよね。 引っ越しの際に本、ほとんど処分しちゃいますから もう同じもの、何度も買ってますね。 忘れちゃうんですね、前読んだかどうか。 まずタイトル付けが上手いですよね。 「時間の習俗…

寒い国から来た映画 スゥエーデン&アイスランド

スゥエーデンのイングマール・ベルイマンの 「処女の泉」(1960年) 数多くの賞を受賞した名作ですが、 観て感じたのは ”迷いが全く感じられない”作品だと。 youtu.be 監督の意図が明確で、どのシーンも これがベストテイクなのだ、 という自信に溢れて…

リンチのピークは?

デヴィッド・リンチ、 ハマった人も多いのではないでしょうか、彼の世界に。 「イレイザーヘッド」凄かったですもんね。 私が好きなのは「マルホランド・ドライブ」 俳優陣がみな、魅力的に撮られていますし ストーリーのバランスが取れていて、完成度が一番…

スパッとやめる 高峰秀子の思い切り

役者には生涯現役を貫くタイプと ある時期にサラリと身を引く人が居ますね。 日本の映画史を代表する女優 高峰秀子は後者の代表的な存在。 50代で映画出演を”打ち止め”にしました。 大変文章の上手い方でもあったので 軽妙な味わいのエッセイを多数残され…

フィリピンとアメリカ 2軒の質屋

タイの街角歩いてますと、質屋さん 結構見かけます。 で、質屋が舞台となっている映画を2本。 おなじみチャップリンの THE PAWNSHOP(1916年) もう、チャップリンのテクニックの一大ショーケース。 いつもながらの密度の濃さにただ脱帽です。 youtu.be…

戦前の超モダーンな日本映画「隣の八重ちゃん」「愛より愛へ」

こちらは映画専門誌のキネマ旬報の 1934年のトップ10ランキング。 2位に「隣の八重ちゃん」という作品の名が見えます。 youtu.be おや、登場人物の会話や仕草が 2019年の今から見てもそれほど違和感がありません。 この作品にも出演している高杉…

症状はさまざま、私も重度の依存症

依存症、と名のつく症状でもポピュラー(という言い方も変ですが)なのが アルコール依存症。 有名人でも多くの人がカミングアウトしていますね。 この問題を早くから映画化していたのがビリー・ワイルダー監督の 「失われた週末」(1945年) youtu.be …

著作は体力だ 映像はスケールだ~キング&キューブリック

スティーヴン・キング 凄い作品数です。 アイデア、プロットがどれだけ湧いてくるのか というのもありますが これはもう体力勝負のような気もします。 個人的に好きなのは「ロードワーク」ですね。 これは超常現象とかの類は一切起きないストーリー。 コーエ…

原典 原型 オリジナル、エクソシストも最初が一番怖かった

エクソシスト これで決まりと。 怪奇/ホラーのジャンルではもっとも知られていますし 実際今でも最高峰の作品だと思いますね。 マックス・フォン・シドーなど演技力がある人が脇 を固めているのも大きいですね。 音楽も話題になって。 チューブラーベルズ、…

南の国で震えて眠る

私にとって”寒さ”は身体の不調(喘息、冷え性)を示す もっとも忌まわしい事項のひとつです。 なのに、どういうわけだか”寒い”本が好きなのですね。 「山の遭難」という本などは、実際に冬山登山をする人たちに書かれたもので そもそも一般人が読む内容では…

マリリンとジョセフィン

マリリン・モンローとジョセフィン・ベイカー 不世出の2大エンターテイナーに共通するのは 周囲にうごめく人間たちの醜悪ぶりですね。 もうほとんどの人間は、単なる金儲け 欲望の対象としか彼女たちを見てないわけです。 「お前は言われた通りにしてればい…

サービスと説教 黒澤校長先生

世界のクロサワ、圧倒的な知名度であります。 確かにパワーというか熱気が違いますね、他の監督と。 三船敏郎という唯一無二の俳優と 長くタッグを組めたということも大きいかと。 教育に情熱を燃やす熱血校長先生~ そんなイメージを私は抱きます。 理想の…

CHE は微笑んで去っていった

チェ・ゲバラについての書籍は多いんでしょうね。 色々な映画でも描かれてますし。 私が興味を惹かれるのは 異国とはいえ、大臣の座についた。 そのままでいればキューバで地位と身分が保証された 人生が待っていたはずです。 しかも重度の喘息持ちだったこ…

湘南→ブレバタ→石立鉄男

私は神奈川県生まれですが、地元のサウンドというと 60年代なら加山雄三、70年代後半~ならサザン・オールスターズ でしょうか。 私の世代ならブレバタ~ブレッド&バターですね。 上掲のアルバムなどは好きでしたね~ 「にわか雨」という曲がありまして…

今の時代はやっぱり、ガチョーン?

クレージー・キャッツのこの映画が封切られたのは 1962年(昭和37年)、ちょうど私が産まれた年です。 この後60年代通して、1年で数本という 今では考えられないハイペースで ヒットが続いたわけですね。 だからリアルタイムで楽しんだわけではない…

財前教授の総回診が始まります!

白い巨塔のテレビ版、 勿論田宮二郎バージョンですよ! もうオープニングのテーマからしてかっこいい。 アレンジ、話の進行に合わせて変えてますね。 毎週、欠かさず観てましたね~ 出演メンバーの顔触れがまた最高で。 youtu.be 映画にも多数出ていますし、…

完全なる依存症

よく、~依存症 といいますよね。 アルコール、ギャンブル、薬物・・・ 自制がきかないほど取り込まれてしまう、という意味合いなのでしょう。 それでいくと私ももう、小さい頃から50年近く依存症のままです。 私の場合は音楽、映画、本 の、ですが。 「そ…

どっちのノヴァク?

昨日のトピックの続きで サンフランシスコ絡みで。 映画の舞台に選ばれることも多い街ですが、 ヒッチコックの「めまい~VIRTIGO」(1958年) は、良く知られてますね。 前半などはさながら観光案内のようでもあります。 で、ヒロインはキム・ノヴァク …

あなたとならば、どこへでも行く ~ THE STORY OF BONNIE & CLYDE

ボニーとクライドの映画化 新旧2本 1937年版がフリッツ・ラング、1973年版がアーサー・ペン監督 前者が ヘンリー・フォンダ&シルビア・シドニー 後者が ウォーレン・ベイティ&フェイ・ダナウェイ およそ題材が同じで違うバージョンがあると 優劣…

タイ版 恐怖新聞

昨日はホラー的なトピック’だったので 同傾向で。つのだじろう作品 いやあ、よく読んでましたね、みんな。 上の画像の~百物語というのは それより後の時代の作品ですけど、露骨なまでに アシスタントに描かせた顔が違い過ぎて ある意味、凄いです。 200…

全ての男が不幸になっていく

「深夜の告白」(1944年) 名匠ビリー・ワイルダーの良く知られた逸品。 いわゆるファムファタール~魔性の女 パターンの教科書のような存在ですね。 で、実際、関わった周囲の男性はみんな不幸になっていくんです。 しかしこういう女性にまた 男性は弱…

書ける人ほど悪口を書かない

お馴染み、映画評論家の大御所 淀川長治の自叙伝。 全編、映画への愛と想いに溢れています。 こちらもその世界では高名な 双葉十三郎の著作、手軽な新書版です。 このお二人は何万本という数の映画を 生涯で観ているわけです。 もう、知らないことはないとい…

コーネリアスとジーラ

SF映画の金字塔といえば「猿の惑星」(1968年) ロディ・マクドウォール キム・ハンター モーリス・エヴァンス 顔は見えませんが、素晴らしい。 ノバ役のリンダ・ハリソンに子供の頃、興奮したなあ。 日本語吹き替えがまたハマりまくりで。 山田康夫 …

エースのシシド

日活映画華やかなりし頃、際立った存在感を放った スターでした。 1967年の主演作、「拳銃(コルト)は俺のパスポート」 もう堪りませんね、この素晴らしさ。 準主演に廻った時など、コミカルな演技も巧い人ですが こちらは非常に硬質なタッチで、まさに…