バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

音楽

評価がイマイチ、そんなアルバムを敢えて買って聴く

ある程度活動を続けているミュージシャン&バンド、 作品もかなり残していると。 でね、ぶっちゃけ その全部が傑作! ということもないわけです。 まあ、至極当然のことではありますけれど。 例えばこのオージェイズという ソウルボーカルグループ。 有名な…

MINK HOLLOW ROAD~子供の頃に夢中になった絵本の世界を音で紡ぐ

小さい頃って 自分だけの世界を持ってません? 例えばディズニーものとか不思議の国のアリス グリとグラ、なんでもいいんですが そういうものをベースにして 勝手に登場人物をイメージして、頭のなかで 夢の王国を作ったりとか。 大人になるとそういう感覚は…

傑作?超駄作? 音楽評論って難しいのね・・・“M.I.U” by The Beach Boys

毎月発表される新作~ 音楽にしても映画にしても書籍にしても とても全部は聴けない、観れない、読めないわけで そういう際には各方面の評価~レビューが参考になりますよね。 さて、大御所 ザ・ビーチ・ボーイズが1978年に発表した ”M.I.U” というアル…

ながらでは出来ないなぎらさんのお仕事

テレビのタモリ倶楽部などで 飄々とした笑いを振りまいている なぎら健壱 本職のミュージシャンとしての活動以外にも 居酒屋、自転車、カメラ、音楽史(カントリー&ウェスタン、日本のフォーク) などについての博識ぶりが 生半可なお方ではありません。 私…

エバンス、フラナガン、そして21世紀の素晴らしきジャズ・ピアニストの演奏に酔いしれる

トミー・フラナガン(1930~2001)の 1982年作品。 ジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズなどのジャズ・ジャイアント と共演したことでよく知られていますが、自身のリーダー作も 多数発表しています。 このアルバムはコルトレーンの追悼盤と…

1980年代以降の理想的ブルー・アイド・ソウル~シンプリー・レッド

1985年デビューの イギリスはマンチェスターのバンド。 ファーストアルバムからのシングル数曲が 欧米でヒットして 一躍人気グループに。 Holding Back The Years www.youtube.com 特にこのスローナンバーが良い曲でしたね。 ミック・ハックネルのボーカ…

ヴァイブ~ヴィブラホンの名手 ボビー・ハッチャーソン&マイク・マイ二エリ

ジャズの花形楽器というと 圧倒的にピアノかテナー&アルトサックス。 勿論、トランペット・ギター・ベース・ドラムス・・・ それぞれに著名ミュージシャンが居ますけれども リリカルなピアノソロにムーディーなサックスの響き というのが、ごく一般的な ”JA…

棺桶に入れてもらえるなら、この一枚・この一曲・この一冊

よくありますよね。 「無人島に持っていく10冊の本」 「人生の最後に聴きたい音楽作品」 とか。 もし一つしか選べない 洋楽/邦楽/外国(翻訳)文学/日本文学 それぞれのジャンルで、 という厳しい設定にしたら 自分の場合はどうかしらん。 洋楽ならこれ…

黒澤明&マイルス・デイビス 二大帝王の80年代のカムバックはどうだったのか

黒澤明とマイルス・デイビス ジャンルは違いますが、それぞれの世界で 圧倒的な知名度の巨匠。 絶対的な存在として君臨しています。 二人は年齢こそ違え(黒澤が16歳年上) 1950年代から60年代にかけてが キャリアの最盛期。 その後、健康上の問題な…

たった1枚だけ買ったジョン・デンバーのアルバム ”さらばアンドロメダ”

いわゆる ”カントリー・ミュージック” 自分のなかでは苦手なジャンルで ほぼ耳を傾けたことがありません。 境界線がジェイムズ・テイラーとかシールズ&クロフツ、イーグルス ダン・フォーゲルバーグあたりでしょうか。 (カントリーテイストオンリーでない…

「愛される私」~ 日本での人気&評価がグーンと高い、ボビー・コールドウェル

出身国よりも外国での人気が高い アーティストって、時々見かけますが さしずめ このボビー・コールドウェルはその筆頭ですね。 デビュー・アルバムが1978年の発表。 この時から既に知名度が高かったですよ、日本で。 ”素敵ね~、詩も綺麗なのよ” とアメ…

音楽の良心がこの歌声に~ジェントルなメッセージSOUL  ジ・インプレッションズ

ソウルミュージックというと 基本、派手なイメージがありますよね。 有名なモータウンサウンドを例にとっても。 さあ踊って、踊っての世界。 バラードを唄う際にも熱唱、熱唱また絶唱。 でも、そうでないグループもあるのですよ。 さしずめ、THE IMPRESSIONS…

朝昼夜、どんな時間帯にも溶け込む素敵な歌声 ケニー・ランキン

2009年に亡くなりましたが ケニー・ランキンというアーティスト。 1960年代後半からレコードが出ているのですが 大きなシングルヒットとは無縁な人でした。 Haven't We Met www.youtube.com うーん、なんとも素敵な声でしょう? 朝の目覚めにピッタ…

キリリと引き締まった演奏が続く愛聴盤、マイルス・デイビスの "E.S.P."

マイルス・デイビスの最高傑作というと ”カインド・オブ・ブルー”(1959年) の名が真っ先に上がるかと思いますが ”カインド~”で展開されたサウンド(聴く墨絵とでも形容できる)は 一期一会の世界で、その後に繋がる性質のものではありませんでした。 …

ジャケットからして普通でない、鬼才トッド・ラングレンの2枚 "LIARS" "STATE"

これ、CDケース内側ですけど なんか普通じゃないっすよね。 かなり癖がありそうな音楽が聴こえてきそうな。 ロック界の鬼才~全能の人 トッド・ラングレンの2004年発表のアルバムなんですが。 Truth www.youtube.com うーん、やっぱ普通じゃない(いい意…

S&C サイモンとガーファンクルじゃないよ、シールズ&クロフツだよ

シールズ&クロフツという男性デュオ、 70年代に割と人気があったんですよ。 ベースはカントリーなんですけど 洒落たメロディー&アレンジの曲があって バックのミュージシャンも腕利きが揃ってましたので LPレコード、よく聴いてましたね。 Cause You Lov…

あらゆるフォーマットに全対応、才媛キーボード奏者のレイチェル Z

こちらはレイチェル Z(Rachel Z) というニューヨーク出身のキーボード奏者の ファーストソロアルバムで 1995年作。 前半がアコースティック、 後半がエレクトリック編成と 既に多彩な才能を発揮。 Trust The Universe www.youtube.com 実にマルチな人…

プログレロックも真っ青、超アヴァンギャルドなカルトの一枚 ”SMILEY SMILE”

これはきてます。 いっちゃってますね。 ビーチボーイズの1967年発表 ”スマイリー・スマイル” 真のカルト名盤の名に恥じない 訳の分からない作品集。 A面、B面(LPレコードの話ね) のトップには非常に出来の良いシングルヒット曲が 置かれているのです…

ドゥービーとリトルフィートが盛り立てるカーリー・サイモンの好盤 ”ANOTHER PASSENGER”

カーリー・サイモン もう70代なんですね・・・ ティーンエージャーの頃から活動していますので キャリアは軽く半世紀越え。 THE SIMON SISTERS Turn,Turn,Turn www.youtube.com なんといっても70年代の活躍ぶりが鮮やかでしたね。 スタイルの良い人で セ…

FAGEN YEARS~ドナルド・フェイゲンと過ごした歳月

ドナルド・フェイゲンの初ソロアルバム ”ザ・ナイトフライ”(1982年) これは評判が非常に良くて。 多少なりとも洋楽を聴く友人(大学時代)はほぼ皆 聴いてましたね。 New Frontier www.youtube.com 録音が非常に良かったので よくオーディオチェックに…

チューリップの花が咲いていた頃~70s TULIP

”心の旅” ”夏色のおもいで” ”サボテンの花” "虹とスニーカーの頃” など多数のヒット曲があるチューリップ。 メンバー交代を経て、かなり長期間活動を続けましたけど やはり70年代(自分的には76、7年くらいまで)の ラインアップがベストでしたね。 男…

どすこ~い、大味なのが持ち味さ ELO~エレクトリック・ライト・オーケストラ

70年代の三大 ”大袈裟” バンドのひとつ ELO~エレクトリック・ライト・オーケストラ。 (ちなみにあとの二つはクイーンとアース・ウィンド・アンド・ファイヤー) デビューの頃はプログレ色もありましたけど 徐々にポップな作風が強くなり 絶頂期には英米…

ハーモニーの職人は43歳で天国へ翔けていった~カート・ベッチャー

カート・ベッチャーという アメリカ出身のミュージシャンがいました。 ベチャベチャ、じゃないですよ。 1962年に(グループの一員として)デビューしていたので ビートルズやストーンズと同世代ということになりますね。 1987年に43歳の若さで亡く…

なぜかA面よりもB面が素晴らしい、ビーチ・ボーイズの2大力作 ”SUNFLOWER”&”LOVE YOU”

こちらはザ・ビーチ・ボーイズの1970年発表、 ”サンフラワー” というアルバム。 チャートでなんと151位という大不振記録樹立。 何曲かカットされたシングルもヒットせずだったのですが 内容的には素晴らしい充実度であります。 Our Sweet Love www.yo…

その優し気な歌声が耳に残る~リア・カンケルの素敵なボーカル世界

1970年代から80年代にかけて、一番洋楽を聴いていた頃 ”良い曲だなあ”と思うナンバーに この人のクレジットをよく見かけたものです。 Our Movie JIMMY WEBB www.youtube.com Can't Turn My Heart Away ART GARFUNKEL www.youtube.com バックボーカル、…

MY MAN'S GONE NOW JANUARY~MARCH 2021

ポンタさんの訃報には驚きました。 近年は体調があまり優れないようにもお見受けしましたけれど 子供の頃からずっと慣れ親しんできたミュージシャンでしたから・・・ 確か1977年くらいかな 日本青年館でステージを観た記憶があります。 髭モジャでパワフ…

アルバムジャケットとボロクソ批評で超過小評価 ヴァン・モリソンの佳作 ”HARD NOSE THE HIGHWAY”

ヴァン・モリソンといえば ロック界最高峰のボーカリストの一人。 私もファンでして、70年代~80年代にかけてのアルバムは 大体、揃えていました。 そのなかで際立って”低評価”の作品が 1973年発表の ”HARD NOSE THE HIGHWAY” 日本語のタイトルが「…

シンガーソングライターの作品として極北、ジョニ・ミッチェルの ”ミンガス”

のっけからなんですが、 このアルバムはあかんですね。 いや、あかんというのは 勿論誉め言葉なんですけど ちょっとね、普通では聴けないです。 一曲も無いと思いますよ、聴き終えて なんとなくでも口ずさめるナンバーが。 The Dry Cleaner From Des Moines …

ファンクな兄弟のお出ましだ!ソウル編 スライ・ストーン、ファンカデリック・・・

今日はまさに ファンクど真ん中の楽曲を。 Thank You SLY&THE FAMILY STONE www.youtube.com FUNKという言葉から 真っ先に思い浮かべるのは 私の場合、スライのこのナンバーですね。 もうイントロからして決まり、です。 あまりにもカッコいい・・・ Do Do W…

ファンクな兄弟のお出ましだ!クロスオーバー編 ヘッドハンターズ&クルセイダーズ

”FUNKY~ファンキー”という形容詞があります。 音楽でいうと一般的には御大、ジェ-ムス・ブラウンが 元祖になるでしょうか。 多分に感覚的な面もあるので、人によって 「これはファンクじゃない」「いや、その要素はあるよ」 などと受け取り方に差があ…