バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

当たり! これは旨いね、部屋食トムヤム

”美味しい店を見つけたので、何品か買ったわ。一緒に食べましょう” ということで、タイ人の知人ご来訪&室内ランチ。 まずはお馴染みのトムヤムスープ (~クンと付くのが海老入り。こちらは海老以外にイカや鶏肉なども入った、トムヤムルワムミッという料理…

あなたの拘り わたしの無関心

何かしら、入れ込んでる(惚れ込んでる)「もの」って ありますよね。 人それぞれ。 男の場合 車、バイク、時計、シューズ(スニーカー) とかって、よく聞きますよね。 お恥ずかしい話ですが 私、生まれてこの方 こういう世界に100% 興味なし。 要は「…

よろしく哀愁・・・ワクチン接種会場に人影まばら

去年、コロナのワクチンが登場した際には そりゃーもう えらい騒ぎでしたよね。 なんか救世主みたく、崇め奉られてましたから。 予約を取るのも無茶苦茶大変 キャンセル待ちにかける、とかね。 ワクチンツアーなるものもありました。 そのために外国にまで行…

室内面積が200平米超! 森のなかに佇むタイのシニアレジデンス訪問記②

昨日の続きということで。 バンコク郊外の巨大レジデンス内の シニア層向けのユニットを見ていきましょう。 外観はこんな感じ、5階建ての低層×2棟で トータル40室。(現在建設中なので以下の画像はショールーム仕様です) このユニットは約203平米、…

敷地面積が64ヘクタール! 森のなかに佇むタイのシニアレジデンス訪問記①

おー、象さんが。 しかも巨大な。 リアルだなあ。 生きてるかと思いましたよ、ホントに。 こちらは自然公園とか動物園などでなく 現在工事中の総合レジデンス施設。 (マンション、ホテル、ショッピングモール、病院などが揃っている ”オールインワン” とで…

私はだぁれ? 一人二役の ”めまい” &”死刑台への招待”

一人の役者さんが複数の役を演じる。 双子とか兄弟姉妹の場合が多いかと思いますが、 まったくの他人に扮することもありますね。 ヒッチコックの ”めまい” (1958年)は そのなかでもよく知られている有名作です。 二役を演じるのがキム・ノバクなんです…

イドウダイスキ~伊藤大輔監督のあまりの傑作時代劇三本

ちょっとこちらをご覧くだされ。 「映画検定」キネマ旬報映画総合研究所編/キネマ旬報社 1927年度の日本映画のベスト10 伊藤大輔という名前の監督作品が3本ランクインしています。 「日本映画ぼくの300本」双葉十三郎著/文藝春秋 1927年から…

カメラワークが冴えわたる、オカルト映画のディフォルト ”オーメン”

リチャード・ドナー監督の ”オーメン”(1976年) ”ローズマリーの赤ちゃん” ”エクソシスト” と並ぶ、悪魔系ジャンルの定番映画です。 当時話題になったのが グレゴリー・ペックの起用。 えっ、あの ”ローマの休日” の? まあ若干、既に「往年の」という…

踊ろよと言われても、フィッシュ

海の生き物の話なんですけどね、 人間の食する。 海老とイカ この2つはですね、非常によく登場しますね。 日本に居た頃よりも確実に高頻度です。 (海老は残しちゃう時ありますね、炒め物やスープに入ってると。飽きてしまって) 貝類も割に出てくるほうか…

「猿が猿を殺した」・・・SF映画の金字塔 初期 ”猿の惑星”五部作

あまりにも有名な”猿の惑星”~PLANET OF THE APES~ 1968年の第一作がなんといっても圧倒的に素晴らしく、 まさに映画の殿堂入りであります。 (監督/フランクリン・シャフナー) 続く ”続・猿の惑星” は 前作のヒットを受けて、無理やりのストーリー構…

NIGHT RIDE HOME

Pizzicato Five 東京は夜の七時 www.youtube.com Fifth Dimension Last Night I Didn't Get To Sleep At All www.youtube.com The Cmmodores Nightshift www.youtube.com

これぞウェルメイド、爽やかなそよ風のような映画 ”都会の横顔”

戦前に、”有りがたうさん” ”按摩と女” ”簪” などの傑作を残した 名匠清水宏監督の1953年度作品。 およそ取り上げられることのない映画ですが・・・ なかなかに素敵な佳品ですよ。 主演に池部良。 キャバレーのサンドイッチマンという ちょっと珍しい役柄…

引き伸ばされたのはネガではなくて、儚い夢 ”欲望”(1966年)

言わずと知れたミケランジェロ・アントニオーニの有名作品。 特に映画好きの方でなくとも観た方が多いのではないかと。 宣伝素材もカッコいいしね。 そして感想はですね、おそらく(間違いなく) 「なんじゃこれ・・・よく分からん」 だと思うんですよ。 褒…

花と妖精たちの詩

昨日は近所の花が何気に美しくて~ という話でしたが 今日は花や妖精がモチーフになっている 音楽を幾つか。 Wear Your Love Like Heaven Donovan www.youtube.com スコットランドの吟遊詩人 ドノヴァンの1967年シングル曲。 いかにもこの時代のプロモと…

ベランダ ご近所 花づくし

ベランダの鉢植え、たま~の水遣り以外 完全放置なんですけれど いつも綺麗に咲いてくれています。 そうだ、ご近所(路上になにげにある)の花を見てみよう。 どんなのがあるかな? 知識がないものですから個々の名前についてはご勘弁を。 見るだけの花尽く…

辛さに対する耐性は、果たして後天的に形成されるのか?

まあ、タイ料理は確かに辛いものが多い。 でね、いつからスパイシーな味付けを好むようになったのかと? 自分の場合。 それは成人してからですね、子供の時からずっとということはない。 振りかける一味や七味、タバスコの量が少しづつ増えていく。 気付くと…

”1984” あらゆる文学作品の最高峰を映像化すると・・・

言わずと知れたジョージ・オーウェルの ”1984”(Ninghteen Eifhty-Four) 私が読んだのはハヤカワ文庫版~今の新訳/装丁ではなくて 70年代前半に出版されたバージョンでした。 狭義で言えば、ディストピアSFの聖典ということですが そこで描かれてい…

70年代ってこんなに暗かったっけ? あまりにヘビー&マイナー調の日本映画タイトル

1970年代にはすっかり斜陽の時代に入っていた 日本映画。 それでも多くの作品が製作されていたわけですが、 当時まだ子供だった自分は それらを映画館で観た、という記憶はほとんどありません。 ですんで同時代の記憶としては語れないのですけれど ちょ…

貶しどころは多いが、褒めどころが少ないリメイク映画 ”スペースインベーダー”

ホラー映画の金字塔 ”悪魔のいけにえ”で知られる、トビー・フーパーの1986年作品。 (こちらはホラー系ではありません。B級テイストのSFムービーです) 或る晩、一人の少年(ハンター・カーソン)が 町はずれに巨大なUFOが着陸するのを目撃。 それ以来、…

有名

もうずっとずっと前の出来事ですが ある有名人の方とかなり大きな企画があって。 新聞にもデカデカと連日のように広告を打って 全国数都市で講演会のようなものも開催。 その方は今でいう文化人枠というんでしょうか、 芸能界ではなくて、ある分野の研究家。…

全ては分からない・・・そういう映画もあるよね ”第七の封印”

イングマール・ベルイマンの超名作 ”第七の封印”(1957年) この作品が悪く言われることはないですね。 もう圧倒的な高評価のオンパレードです。 うん、そうなんでしょうね でしょう・・・とか言えないんですよ。 非キリスト教徒の私には。 (ちなみに無…

13分&26分、魅力あふれる新旧ショートムービー2本

まあ、だいたい映画は一時間半~二時間くらいありますね。 ものによってはそれより長い作品も珍しくない。 それじゃあちょっと長すぎる・・・と敬遠する向きも居られるのでは? 今日の2本は短いですよ。 まず2021年製作の "CASE BY CASE" 登場人物は一…

盟友たちの思いを継いで・・・84歳の市川崑監督作品 ”どら平太”

巨匠、市川崑の晩年の作品(2000年公開) もともとの脚本が書かれたのが1960年代、 市川に加えて黒澤明、小林正樹、木下惠介と 錚々たる顔ぶれの共同執筆です。 町奉行に扮する役所広司が ”うまく泳いで” 悪い奴らを一網打尽、根こそぎやっつけると…

ゲージツはやっぱり爆発だ~オーネット・コールマン&ジョージ・クリントン

でました、オーネット・コールマン オーネットの前にオーネットは居ず オーネットの後にもオーネットは居ないという。 Midnight Sunrise Ornette Coleman www.youtube.com 典型的なオーネット流儀のダンスミュージック。 JAZZ史には必ず登場する巨人ですが …

恐怖の振り子のバリエーション エドガー・アラン・ポーの世界

エドガー・アラン・ポーといえば 言わずと知れたアメリカの大作家。 明智小五郎シリーズで有名な江戸川乱歩は そのままペンネームとして使っているのは よく知られていますね。 短い生涯(没年40歳)でかなりの数の著作を残していますが 映像化された作品…

夏のリゾート 冬のリゾート~どこでもまかせろ by マルコス・ヴァーリ

ブラジル音楽界の至宝&巨匠 マルコス・ヴァーリの比較的近作2枚 Ao Vivo with STACY KENT (2013) Página Central with CELSO FONSECA (2009) グラミー賞ノミネートの実績もある アメリカ人ジャズボーカリストをフィーチャーした 前者のジャケットは雪景色…

日本のチャップリン、小倉繁の体当たり演技が見もの ”子宝騒動”

戦前の日本喜劇映画の巨匠 齋藤寅次郎監督の ”子宝騒動”(1935年) 主演は和製チャップリンと言われた小倉繁、 確かにチョビ髭やヘアースタイルの見た目がそっくりです。 既に子沢山の家庭なのですが 奥さんはまたまた妊娠中 突然陣痛が始まり、夫の小倉…

ANOTHER LOCAL DAY

バンコクの中心部にある 煌びやかでお洒落なデパートやモールには とんと縁のない私。 数年前、近所に大型スーパーが開店したので 日用品の買い物はそこで済ますようになったのですが、 今日は以前によく行っていた隣県の 下町情緒100%の買い物エリアに…

お酒はね、飲んでもダメ! 見るだけでもダメ!

先日 出先でなにげにテレビを見ていましたら 古いタイ映画が。 80年代の制作かな? で、出てくるんですよ。 酒を飲むシーンが。 (異常なほどの頻度。多分スポンサーさんだったんでしょうね) 見事にボカシが入っているのですね。 (タバコやナイフなど、…

書いても書いてもお蔵入り・・・ブライアン・ウィルソンの未発表アルバム ”SWEET INSANITY”

1990年代前半、 88年に発表したファースト・ソロ作品に続いて、 ブライアンは当時の良き制作パートナー アンディ・ぺイリーと共に 次作のレコーディングを続行していました。 そしてデモテープをレコード会社の重役陣に試聴させます。 返ってきた反応…