バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

書籍

ドクターで作家

医者でもあり作家でもあり、という人は結構多くて 古くは森 鴎外 北 杜夫、渡辺 淳一、その他にもまだまだ思い浮かびますね。 今、一番脂がのっているのはこの人ではないでしょうか。 著作数もかなり多いですし、エンターテイメントでありながら 専門の医学…

産みの苦しみという孤独

星 新一 ある年齢以上の方なら、1,2冊は誰でも 読んだことがあるんじゃないでしょうか、子供の頃に。 平易な表現で残酷描写もなく、数頁で物語が完結。 挿絵の和田誠と真鍋博との名タッグも印象的でしたね。 この評伝は丹念に取材を重ねた力作ですが 浮か…

猫繋がりでいえば・・・

昨日の続きというわけではないですが、 バンコクの古本屋でこんな一冊を見つけまして。 「作家の猫/平凡社」というタイトルで 国内外の著名人(小説家、詩人、画家)が飼っていた猫との エピソードが色々と紹介されています。 猫好きな人って多いみたいです…

キャパか、タローか

もっとも知られた報道・戦争カメラマンといえば ロバート・キャパ。 そのなかでも特に「崩れ落ちる兵士」と名付けられた1枚は有名です。 作家の沢木耕太郎は徹底的に追求します。 実際の戦闘時に撮影されたものなのか? そしてキャパ自身がシャッターを押し…

買った家がダメダメだった物語

住宅をテーマとした書籍は多数あるかと思いますが、 こちらはちょっと異色な一冊。 主人公(作者自身)は思い立ちます。 よし、家を買うのだ!と。 で、探し回った挙句に東京都内一等地に 割安の戸建て中古物件をGET。 うん、一人暮らしには充分だ。 地下…

シンプル イズ ベスト

外国の小説を読んだり映画を観ていて 登場人物の多さに辟易したことはありませんか? ジョン、デイビス、ルーシー、リンダ、マイケル、ボブ、サンディー、サム・・・ あれ、誰が誰でどんな関係だったかなと。 もともと地理的なことや社会習慣をよく知らない…

渚にて~ラストワード

ネビル・シュートのベストセラー、いわゆる 「人類絶滅」モノでもっともよく知られた作品ですね。 登場人物はただ淡々と訪れる死を受け入れる、 それぞれの最後の日々が静謐な筆致で描かれています。 映画版は”踊らない”フレッド・アステア、G・ペック、A…

原作も良し 映画版も良し

原作物の映像化ってちょっと難しいですよね。 特にもとの作品が優れていると、映画になった際に批判を浴びやすい。 どうしてもイメージ、解釈のズレが生じてしまう。 その点、この「ジャッカルの日」はどちらも素晴らしい仕上がり。 いわゆる”スパイもの”の…

子供と大人

絵柄を見なくても吹き出しだけで分かる・・・ そう、偉大なる楳図かずおの世界。 1970年代前半、少年週刊誌に連載されていた「漂流教室」 毎週毎週読むのが楽しみでした。 「わたしは真悟」「おろち」「14歳」 素晴らしいですね。 「イアラ」「神の左…