書籍
グルメ~食通、美食家の人って かなり居ますよね。 日本は食の水準が高いですからね 一億総美味しんぼ みたいなところもあったりして。 ”グルメの条件” って あると思うんですよ。 まずね、調べると。 情報収集。 凄い数の選択肢から絞り込む。 ここでもう脱…
びっくりしましたね。 エリック・カルメンが亡くなったと。 60年代からバンド活動をしていた人ですが なんといっても70年代に華やかな足跡を残しましたね。 前半はラズベリーズというグループを組んで 4枚のアルバムを発表。 "I WANNA BE WITH YOU" (19…
ピチカート・ファイブの歴代ボーカルのなかでは なんといっても野宮真貴の存在感が圧倒的ですが 初代ボーカリストの 佐々木麻美子が在籍していた期間も 素敵なんですよね。 "Action Painting" PIZZICATO V www.youtube.com 決して声量があるわけではないです…
別に映画に限りませんが ベストもの、ランキング系ってよく目にしますよね。 見るべき外国映画100本とか 評論家の選ぶ今世紀最高の映画リスト などなど。 で、俗にいう名作~マスターピースって 割と同じ顔触れが並ぶんですね。 指定席みたくなったりして…
楳図かずおのこの作品は もう圧倒的な傑作なんですよね。 ひたすらホラー街道まっしぐらです。 ”わたしは真悟” ”イアラ” ”14歳” など 色々な文脈で語られる他作品と比して もうズバリ、徹頭徹尾 テーマは「恐怖」なんですね。 全5話からなる連作なんです…
(昨日の続き) 旅に明け暮れた20代を過ぎて その後もしかし 機会を見つけては 海外に行ってたんですね。 でも その中身というか動機が どんどん変節していくんですよ。 以前は旅行そのものが目的だったんですけど、 それが 「旅へ行くこと」 に置き換わっ…
20代の頃 1980年代のことですが 旅にハマってましてね。 それまで個人では難しかった 海外旅行の敷居が低くなったんですよ。 航空券のばら売りが始まって。 でね、リュックサック担いで バックパック旅行の始まりですわ。 長い時だと 半年以上、海外を…
いや~ 大阪の万博 人、いっぱい居ましたよ といっても1970年の話なんですけどね。 全線開通間もない東名高速使って 見に行ったんですよ。 最大の売り物が確か アメリカ館の月の石、だったかな。 凄い行列だったよなあ。 またやるんですって? なんか国…
非常に有名な 芸人さん~笑いの世界の頂点とも言われている 男の人について色々と報道されてるようで。 私は四半世紀くらいになるかな まったくテレビは観ていないので この人(コンビ)の現在の出演番組については およそ知識がありません。 どういうわけか…
太平洋戦争下、南太平洋諸島で 気ままに暮らすアメリカ人の 元教員ケーリー・グラント オーストラリア海軍のトレヴァー・ハワードから 「戦局は厳しさを増している。君も我々に協力せんかい」 ということで、離れ小島での監視業務を命じられます。 相棒のガ…
1930年代中頃のニューヨーク、 エドワード・G・ロビンソンは勤続25年の 朴訥な経理マン。 家では妻の尻に敷かれっぱなしで 頭が上がりません。 そんな彼の唯一の趣味は絵を描くこと。 アパート暮らしなので浴室がアトリエ代わり。 ある晩ロビンソンは…
この女優さんは誰でしょう? いやいや 脇役のその他大勢とかではなくて かのローレン・バコールさんですよ。 んなバカな。 あのハンフリー・ボガートの奥さんでもあった アメリカ有数の大女優とは思えない・・・ まあともかく中味を見ていきましょう。 カリ…
おっ、面白い構図ですよね。 ”暗い鏡” という作品で あまり知られていませんけれど これは今観ても楽しめるお勧めの一本。 (1946年公開) 殺人事件が起きるんですね。 で、一人の女性が怪しいと。 しかし鉄壁のアリバイがあるわけです。 なんとですね、…
いやあ、正直 読むのに時間を要しました。 (飛ばしたところもあります。済みません、著者&訳者のお二人・・・) ビル・クロウというベーシストが 主に1950年代のアメリカ東海岸の JAZZシーンを活き活きと描写した 力作であります。 この人自身は前面に…
オープニングのタイトルバック この手のB~C級映画が好きな人なら 大喜びのデザインであります。 とある人形工房のショールームに 子供たちが見学にやってきます。 「この筒の中に入ってる人形さんに触っていい?」 店の主人(ジョン・ホイト)から 手を触れ…
今でいうマルチタレントの先駆け 松井須磨子(1886~1919年)と 劇作家、演出家の島村抱月(1871~1918年)の 短くもドラマチックな一生は よく知られているところ。 後年、 数々の映像作品や舞台、書籍で取り上げられていますが 極めつけが…
ミュージカル映画で活躍した 麗しの女性ダンサーを引き続き。 "Palace Kitchen Ballet" (1955) Leslie Caron www.youtube.com フランス出身のレスリー・キャロン “ガラスの靴” のワンシーンですが 10代の頃にバレエ団に所属していただけあって 流石のテク…
今日と明日の2回、 往年のミュージカル映画で 魅惑的な踊りを披露してくれた 麗しの女性ダンサーを10人 取り上げてみることにしてみましょう。 "Fascinatin' Rhythm (1941) Eleanor Powell www.youtube.com ガーシュウィンの ”魅惑のリズム” を 軽快に踊…
右とか左とか よく言いますよねえ 意志と信念と脳細胞が 三位一体となって欠乏している自分からすると なんか申し訳ないというか 生きててどうもスンマセン みたいな気がしちゃうんですよねえ どっちに向かうにしても うーん、どちらがいいとか悪いではなく…
1970年製作の ”どですかでん” 黒澤明監督の初カラー作品ですが 興行的には失敗。 評価のほうも一般的にはあまりよろしくなく、 ちょっと風変わりな出来映え との捉え方がされていますね。 原作が山本周五郎の ”季節のない街” 文庫本で400頁を超える …
ある程度の年齢の方で ショーケン~萩原健一 のことをまったく知らない 聞いたことも見たこともない そんな人は皆無でしょう。 テンプターズやPYG、ソロでの音楽活動 数々の映画やテレビで発揮された 圧倒的な存在感は唯一無二のものでした。 ”ショーケン”(…
過去~現在にわたって 全くもってグルメとは縁遠い 食生活の自分ですが その手の本を読むのは 結構好きだったりします。 バンコクの古本屋で見つけた 「池波正太郎の食卓」 池波の書生を務めた著者が ”てんぷら近藤” ”たいめいけん” の店主とともに 池波ゆか…
私もそこそこ タイでの暮らしが長くなりましたが 日本人の知り合い~在タイで付き合いのある人 はゼロですね。 誰も居ません。 なにか用件、用事がある場合は別ですよ。 でもそれはその時々のことであって 継続性のあるものではない。 理由は話題~トピック …
100歳で世を去る直前まで 精力的に映画製作を続けた 新藤兼人監督。 徴兵、撮影所の下積みの後 39歳での初監督作品が ”愛妻物語” (1951年) 監督自身の半生をベースにした 自書伝的内容で 宇野重吉が夫(新藤) 乙羽信子が妻を演じます。 新藤監督…
2005年に発表された ”五月十五日のチャップリン”(川田武・講談社文庫) という歴史ミステリー小説。 かのチャップリンとヒトラーが 若き日にオーストリアのウィーンで 出逢っていたという場面からスタート。 (ヒトラーは実際に売れない画家として不遇…
これは素晴らしい一冊。 「役者は一日にしてならず」春日太一著・小学館 芸能人へのインタビューってよくありますよね。 される側も慣れたもので 大体披露するエピソードが決まってるんですね。 適度にお笑いも交えて 予定調和でジャンジャンのことが多い。 …
ここ数年 沖縄の名前を耳にする機会が多いような。 コロナであったり自然災害であったりと あまり喜ばしいトピックではありませんが。 ”ひめゆりの塔” ”特攻 最後の証言” 私は一度も沖縄に行ったことが無く あるのは映画や書籍から得た ごく限られたイメージ…
これはちょっと毛色の変わった ホラー/サスペンス映画ですね。 アメリカとメキシコの共同製作で 監督はメキシコ人のファン・ロペス・モクテズマ 俳優陣は米&メキシコの混成チームです。 主演のクリスティナ・フェラーレは メキシコに住んでいるアメリカ人…
2011年に亡くなった俳優の児玉清、 著作のなかでハワイについて記された文章があります。 ”特に興味が無かった、というよりも田舎者が行く観光地だと馬鹿にしていた。ところが行った途端に一目惚れ。それ以降20年間にわたって訪れたものだ・・・” ちな…
”ジキル博士とハイド氏” あまりにも有名な小説(ロバート・ルイス・スティーヴンソン/1884年)で、 映画化も相当数なされています。 なかでも評価の高い作品が 1920年の ”狂へる悪魔” (監督/ジョン・S・ロバートソン) ジキル博士(ジョン・バリ…