ミュージカル映画で活躍した
麗しの女性ダンサーを引き続き。
"Palace Kitchen Ballet" (1955) Leslie Caron
フランス出身のレスリー・キャロン
“ガラスの靴” のワンシーンですが
10代の頃にバレエ団に所属していただけあって
流石のテクニックを披露しています。
童顔で小柄(身長156センチほど)& 短髪ですので
ボーイッシュな可愛さがありますね。
シリアスな演技もこなせる人で
2000年代に入っても
映画に舞台に大活躍、
92歳の今も存命です。
誰もが知っている
芸能一家に生まれ、7歳の頃から舞台に立っていた
筋金入りのエンターテイナーですね。
47歳で亡くなりますが
普通の人のそれこそ100年、200年分を
生き抜いた~生き急いだ
ワン&オンリーの存在でした。
"Swanee" (1954) Judy Garland
ファンタジックな ”オズの魔法使い” や
ミッキー・ルーニーと組んだ青春シリーズもの
名場面があまりに多いのですが
ミュージカル映画としては最後の出演作となった
”スタア誕生” は畢生の大傑作。
三時間超の大作ですが、まさにキャリアの集大成でしたね。
シャーリー・マクレーンは活躍の場が
広く(ミュージカル、ドラマ、舞台、ニューエイジの作家&活動家)
長く(現在89歳、昨年も映画出演あり)
アメリカを代表する女優さんですね。
ダンスも上手いのですが
コミカルな演技をやらせたら天下一品。
もうこれは天性の才能としかいいようがありません。
"If They Could See Me Now" (1968) Shirley MacLean www.youtube.com
ミッツィ・ゲイナー
この人も90歳を越えて健在ですが
ダンスのテクニック、超絶の一言。
出演した映画の数はそれほど多くないのですが
(キャリア後半はラスベガスのステージやテレビに移行)
もっともっと評価されるべき人だと思いますね。
"Gone About That Gal" (1957) Mitzi Gaynor & Gene Kelly
締めはこの人でいきましょう。
"Dance Josie, Dance" Josephine Baker
ジョセフィン・ベイカーは
映画の枠におさまる人ではありませんが
もう存在自体がセンセーショナルというか歴史的出来事。
実人生が映画以上にドラマティックな展開でした。
「歌姫あるいは闘士 ジョセフィン・ベイカー」荒このみ著・講談社
他にも素敵な女優~ダンサーは
綺羅星のごとくなのですが
キリがありませんので
一旦閉幕ということで。