バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

2018-01-01から1年間の記事一覧

HAVE A HAPPY NEW YEAR !

世の中って 大きなことで動いているのかもしれませんが 私たち一人一人が普段 思ってることや願ってることって 小さなことのような気がします。 で、それは凄く大事なことで大切なことであって そういう小さなことが ひとつひとつ 一人一人に 叶っていくと、…

キャパか、タローか

もっとも知られた報道・戦争カメラマンといえば ロバート・キャパ。 そのなかでも特に「崩れ落ちる兵士」と名付けられた1枚は有名です。 作家の沢木耕太郎は徹底的に追求します。 実際の戦闘時に撮影されたものなのか? そしてキャパ自身がシャッターを押し…

ご贔屓 カニチャーハン!

近所にカニチャーハンとフカヒレスープ専門の食堂がありまして。 食堂ですよ、食堂。 豪華なレストランでは全くありません。 これが美味しいんですよ。 私は持ち帰りで部屋で食べるんですが、カニのむき身もかなり入ってますし よくある油ベタベタの”炒め飯”…

ジャンルを越えて愛された AL JARREAU

アル・ジャロウ、2017年に亡くなったんですね。 デビューの頃はジャズボーカリストとして 受け取られていたと思いますが その後シングルヒットも出て 幅広い音楽ファンから人気がありました。 WE ARE THE WORLDにも出てましたね。 私は1970年代の初…

それはもう過去の話

今から10年くらい前だと、 タイのコンドミニアムやアパートの部屋 こういう感じが多かったんです。 ソファとかテーブルとか一応揃ってますよね、 しかしセンスは感じられない。 でも、まあこんなもんかと。 今、バンコクでこれでは厳しいでしょうね。 お洒…

買った家がダメダメだった物語

住宅をテーマとした書籍は多数あるかと思いますが、 こちらはちょっと異色な一冊。 主人公(作者自身)は思い立ちます。 よし、家を買うのだ!と。 で、探し回った挙句に東京都内一等地に 割安の戸建て中古物件をGET。 うん、一人暮らしには充分だ。 地下…

緑に囲まれて暮らそう

当然ですが、気候の関係で タイでは植物が良く育ちます。 ですんで、植木屋さんもあちこちでよく見かけます。 在庫が無いもの、ちょっと大ぶりな種類でも バンコク近郊から取り寄せてくれて、トラックで配達してくれます。 戸建てを借りて本格的にマイガーデ…

超脱力 B級の神髄

映画とか本、名作&大作もいいですが 頭をからっぽにして楽しみたい時には これなんかどうでしょう。 日本語のタイトルがとんでもない訳になっているので それがちょっと・・・売る気無かったんでしょうね。 筋立てもグダグダ、演出もベタベタなんですが 妙…

タイはテイクアウト天国

タイ料理、レストランや屋台で食べるのもいいですけど 部屋に持ち帰ってゆっくり、というのもお勧めです。 見事なほど手際よく、持ち帰りセットにしてくれます。 スパイスとかも別添えで。 タイの人も総菜買って、家で食べる人多いですよ。 上の画像の麺類で…

シンプル イズ ベスト

外国の小説を読んだり映画を観ていて 登場人物の多さに辟易したことはありませんか? ジョン、デイビス、ルーシー、リンダ、マイケル、ボブ、サンディー、サム・・・ あれ、誰が誰でどんな関係だったかなと。 もともと地理的なことや社会習慣をよく知らない…

これがタイのリアル100円ショップ

タイにはチェーン展開のディスカウントショップがあって 店舗数も多く便利なんですが 価格は60バーツ~くらい、同じものなら日本のほうが安く買えますね。 で、より低価格設定の店もあるんですね。 店舗も小さくて店内雑然としていますが 大体20バーツと…

貝とコンドル

何回か映像化されていますが、「私は貝になりたい」 1959年の映画版ではフランキー堺主演、共演に新珠三千代 出番は少ないですが後に刑事コロンボの吹き替えで有名になる 小池朝雄のギラギラ眼が印象に残ります。 今ではあまり語られませんが、フランキ…

スクムビットを遠く離れて ミンブリ②

このミンブリという場所は ラムカムヘンとアサンプションという2つの大学があって 学生街といった雰囲気がありますね。 レストランやカフェも非常に多い。 物価も安いですし。 スワンナプーム空港にも近いロケーションです。 私はずっと以前ですが、このエ…

スクムビットを遠く離れて ミンブリ①

バンコクに住む日本人の大半は スクムビット通り沿いのコンドミニアムやアパートメントを選びます。 でも他のエリアでも色々と特徴があって なかなか住み心地の良いところもありますよ。 上の画像はミンブリという地区にある高層のコンドですが 眺望開けてて…

諦観と倦怠

イーグルスといえばアメリカの国民的バンド ホテル・カリフォルニアとかバンコクのパブでもいまだに よくかかってますね。 このアルバムが出た頃、1976年くらいかな B面の真ん中という一番目立たない位置にある 地味な曲が好きになりまして。 "Pretty m…

シーロムで朝&昼酒

こちらはシーロム通りにあるアイリッシュパブ。 地下にあるので目立ちませんが、午前中から開いていて ランチセットなどもあります。 早朝便でバンコクに着いて時間を持て余し気味だったら 寄ってみてもいいかも。 まあ無理に陽の高いうちから飲まなくともい…

渚にて~ラストワード

ネビル・シュートのベストセラー、いわゆる 「人類絶滅」モノでもっともよく知られた作品ですね。 登場人物はただ淡々と訪れる死を受け入れる、 それぞれの最後の日々が静謐な筆致で描かれています。 www.youtube.com 映画版は”踊らない”フレッド・アステア…

日本のお菓子に痺れる

先日は知り合いのご夫婦が来タイ バンコク市内のタイ料理レストランで 楽しい食事の時間を過ごしました。 いつもお土産を頂戴してしまうのですが、 全て私好みの逸品で 瞬く間に食べつくしてしまいます。 画面中央の”さんしょうの種”、こちらはタイ人もびっ…

寄り添う二人

カラオケでデュエットの定番ってありますよね。 世代にもよるでしょうけど、まあこれで決まりかなという曲が。 洋楽にもデュエットナンバーって色々ありますが、私的ベストはこれです。 youtu.be 60年代のマービン、ハンサムですね~ タミー・テレルも可愛…

BACKPACKER DAYS  東北タイ 1986

30数年前の東北タイ~イサーンのとある街の一コマ。 重たいリュックを背負って、あちこち意味もなく 海外の安宿を泊まり歩いていました。 今の若い世代の日本の人はもうあまり こういうスタイルでは旅をしないのかな? 格安航空券でドンムアン空港に到着す…

DOOPEE TIME !

こ、これは最高ですね。 ヤン富田氏率いるDOOPEESのファーストアルバム。 楽曲、アレンジメントが完璧で ボーカルが無茶苦茶キュート。 10年、20年(いや、もっと長いスパンかな)に1枚 出るか出ないかですよん。 結局予定されていたセカンドは出なかっ…

さよなら列車

街の灯りが とてもきれいね バンコク ブルーライト・バンコク というかもうBTSは厳しい、地下鉄もキツいですね。 通勤、通学客に加えて観光の人も多いですからね、 年末年始は。 どうすんでしょうね、この先。 タイ人の知り合いが言ってました。 「私は1…

原作も良し 映画版も良し THE DAY OF THE JACKAL

原作物の映像化ってちょっと難しいですよね。 特にもとの作品が優れていると、映画になった際に批判を浴びやすい。 どうしてもイメージ、解釈のズレが生じてしまう。 その点、この「ジャッカルの日」はどちらも素晴らしい仕上がり。 いわゆる”スパイもの”の…

タイでは広い部屋に住みましょう

こちらはバンコク市内のトンロー地区にあるコンドミニアムの1室。 広々としてますよね。 タイでは住居を借りるのはとても簡単。 外国人でも面倒な手続きとか要らないです。 家具や電化製品も装備されているし。 だったら、せっかくの海外ステイ 日本で住ん…

UNDER AFRICAN SKIES 1978

初めての海外がケニア、1978年でしたか。 マサイの村落(といってもかなり観光地化された場所ですが)や 動物保護区をグルグル廻ると。 しかし動物が、旅の主目的である野生動物が居ないんですね。 密度が非常に薄い。 まあ考えてみれば当たり前で、テレ…

子供と大人の隔たりを追求し続けた 二十世紀最大の芸術家 楳図かずお

絵柄を見なくても吹き出しだけで分かる・・・ そう、偉大なる楳図かずおの世界。 1970年代前半、少年週刊誌に連載されていた「漂流教室」 毎週毎週読むのが楽しみでした。 「わたしは真悟」「おろち」「14歳」 素晴らしいですね。 「イアラ」「神の左…

タイ料理の密やかな贅沢

タイでどこでも見かける典型的な食堂、いわゆる出来合い総菜のタイプ。 手軽で良いですよね。指差しだけでOKだし。 でももっと美味しく、タイ料理 楽しめるんですよ。 こちらはテーブルについて料理をオーダーする 「注文食堂」 例えば日本の定食屋さんで…

バンコクなのに山のなかみたい

と言われたんですね、タイの友人に。 私が今住んでいるコンドは築古20数年というところなんですが 植栽も年季が入ってるんです。 一階の部屋にはちょっとしたガーデンスペースがあって。 勝手に「親子の樹」って名付けてます。 一応、バンコク都内なんです…

孤高のミューズ LAURA NYRO

自分が聴いてきた女性アーティストで、一番印象が強く残ったのは この人のような気がしますね。 他の様々なアーティストによるカバーバージョンもいいんですけど なんといっても本人の歌唱&ピアノのパフォーマンスが圧倒的ですから。 特に1969年発表の…

RAINY DAY