2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ベルナルド・ベルトルッチ監督の 1970年作品。 およよ~と思わず叫んでしまう 圧倒的な映像世界がのっけから これでもかと。 凝りに凝ったショットの連打です。 しかしなんというか ちょっとやり過ぎかなあ~ と個人的には。 人物配置&その出入り(動線…
”痴人の愛” といっても 谷崎潤一郎のそれではなく (若干、内容は似ているのですが) 1934年のアメリカ映画(監督ジョン・クロムウェル) ストーリーはシンプル。 真面目で堅物一直線の 医学生(レスリー・ハワード)が レストランのウェイトレス(ベテ…
グレゴリー・ペックとダイアン・ベイカー主演の サスペンス映画(監督・エドワード・ドミトリク/1965年公開) ヒッチコックを思わせるショットですね。 ペックは最近2年間の記憶を失っています。 そして怪しい男たちに命を狙われる羽目に。 私立探偵(…
リニー・ロスネス 1962年、カナダ生まれのジャズピアニスト。 現在に至るまで20枚以上のリーダー作があり 大物ジャズメンとの共演歴も多数ある名手なんですが 実に上手い人ですね。 特にデビュー当時、1980年代後半(まだ20代半ば)の プレイが…
ウィリアム・フリードキンの1978年作品なんですが これはちょいと残念な仕上がり。 舞台はボストン。 下町のカフェの主人ピーター・フォークが 6人の仲間と共に、警備保障会社の金庫から 大金奪取を計画します。 (実話ベース) 基本、ピーター・フォー…
少し前のことですが バンコク市内の とある国の大使館というか領事部へ。 ちょっとした証明書の類をお願いに。 混んでいるかしらと思いきや 数えるほどしか人が居ません。 で、その証明書発行のために提示が必要な 書類を幾つか提出して 受け取りを待ってい…
私はイギリスには一回だけ しかも数日間しか行ったことがありません。 でも音楽(ロック)を聴いていて USAとUKの違い、というのは なんとなく感じますね。 いかにもいかにもブリティッシュな香りが濃厚な アーティストを渋めのラインアップにしてみると・・…
戦前から多くの作品を製作している 千葉泰樹監督の1962年作。 傑作!というわけではありませんが なかなか見どころのある佳作ですね。 主役は加山雄三&星由里子の若大将コンビなのですが それに加えて 山村聰&草笛光子 加東大介&淡島千景 東野英治郎…
これは傑作ですよ。 ランキングもの(日本映画ベスト100とか200とか)に 入っているのを見たことありませんが。 もう構図がビシバシの決まりまくり。 撮影は鈴木博(戦前のこれまた傑作 ”阿部一族”や、成瀬巳喜男監督のマスターピース ”おかあさん” を…
私は子供の時分からかなりの近視 そのうちに乱視&老眼も加わって、 眼鏡とコンタクトレンズに長年、お世話になりっぱなしです。 昔はコンタクトって、ゴロゴロ 目の中で痛くありませんでした? 今は装用感が随分と良くなったような。 さて、タイは年中暑い…
信じてもいいわ あなたをつれて 私の国へ行くのね So Long So Long So Long words by LILY オーロイラ LILY www.youtube.com
”ロード・オブ・ザ・リング” 三部作を手掛けた ピーター・ジャクソンの初期作品(1992年) 星の数ほどあるであろうゾンビ物なんですが 実に良く仕上がっています。 お客さんが何を期待しているのか、 よ~く分かってらっしゃる。 舞台はウェリントン 時…
1956年度のアメリカSF映画。 とても愉快な84分間を過ごせますよ。 あらっ、なにかしら あれが今話題のUFOじゃない? そうね~ そうかも 大きいわね~ なかに入ってみたりして えーと、宇宙人の被り物を 作ってみました、ハイ。 そうこうしているうちに…
ヴィム・ヴェンダースの ”ベルリン・天使の詩” 1987年の公開ですが、 日本でも大きな話題になりました。 全編ベルリンロケですが カメラ撮影があまりに見事。 もうお見事としか 言いようがありません。 個人的に好きなのが 図書館のシークエンス。 天使…
大スター、というわけではないけれど 素敵な役者さんて居ますよね。 男優ならば 天本英世、神山繁、小池朝雄、三島雅夫、信欣三 といった面々がすぐ思い浮かびます。 味のある&洒落た演技を見せてくれるに違いない という期待感を抱かせてくれる。 なかでも…
蔵原惟繕監督の1964年作品。 これはきてますね。 傑作、かどうかはともかく 怪作であることは間違いないかなと。 まず音楽がマックス・ローチなんですね。 で、既存の音源でなく この映画のためのオリジナル演奏。 (曲そのものは黛敏郎) 当時ローチの…
これはもう、ただただカッコイイ そういう映画であります。 一応話の筋はあるんですが そんなことはどうでもよく 一時間半、映像美に酔いしれるのが最上の鑑賞法ですね。 ブラジルのジャンヌ・モロー? ノルマ・ベンゲルが 無人のリオのビーチで フルヌード…
これは上手い!の一言ですね。 上映時間が一時間ちょっとの いわゆる添え物~プログラムピクチャーなんですが 下手な大作を観るより、ずっと面白い。 金子信雄と西村晃は幼馴染。 職場も同じ銀行なのですが 出世コース一直線の金子に対して、 未だに平社員の…
Appletree Erykah Badu www.youtube.com Lemon Tree Peter,Paul and Marry www.youtube.com Lemon tree very pretty and the lemon flower is sweet but the fruit of the poor lemon is impossible to eat (words by Will Holt)
海外のファンも多い 日本のホラー映画。 なかでも1998年公開の ”リング” (中田秀夫監督)は 続編が幾つも作られた超定番。 それから6年後に封切られた ”予言” (鶴田法夫監督)は 個人的には、このジャンルのなかでは 好きな作品なのですが、 ちょっと…
そう言われていた時代が capsule レトロメモリー www.youtube.com ベストな時代だったのかどうかは Fantastic Plastic Machine Dear Mr.Salesman www.youtube.com わからないけども Buffalo Daughter Great Five Lakes www.youtube.com 今よりも cymbals Do …
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議 なるものが、来週バンコクで開催予定。 日本の岸田首相ほか、各国の首脳が来タイされると。 期間中は会場前の道路が通行止めになったり 電車の駅も乗降不可とか。 警備態勢も非常にタイトになってきてますね。 で…
普段はあまり行かない 近所の小酒落たショッピングモール。 日本料理屋さんが幾つもあるんですが ふらふらと店先のメニューを見てみると 昨今の円安も相俟って 同じメニューを頼むと日本よりも 高い感じですね。 (1バーツ≒4円として) タイでは屋台、軽食…
昨日に続いてマルグリット・デュラスの作品を。 1981年、デュラス67歳の心象ムービーです。 季節外れの人けのない海辺の別荘に 久しぶりに再会した兄(ヤン・アンドレア)と妹(ビュル・オジェ) これが永遠の別離になることを予感しています。 かつて…
これはねえ、観る人を選ぶ映画ですね。 いや別にね、難解なセリフが飛び交うわけでもないし 歴史や宗教についての深い知識も求められていません。 登場人物も少ないです。 時間もそんなに長くないし(83分間) ではなんで難しいかというと 「なんにも起き…
これはもう極めてシンプルな 男と女のドラマです。 なに一つ不自由の無い暮らしの人妻(ジャンヌ・モロー)が 若い男(ジャン=ポール・ベルモンド)と出会って 心がかき乱されていく様を ひたすらカメラが追っていくという。 モローは富豪の夫との生活が倦…
一人で できる もん! 木>石 タイのCMやプロモクリップは センスいいよね 托鉢はまだまだ生活の中に根付いています。 早起きすると街のあちこちで こういう風景に出会えますよ。 タイ・ミルクティー 日本でも流行るんじゃないかなあ? 美味しいですよ。 1…
「辛くないタイ料理」の筆頭格 トムジュー (中に入れる素材は色々とあり。画像は卵豆腐とひき肉団子) タイ料理は勘弁・・・ という人でも安心して食べれますね。 久しぶりにフードコートで頼んでみました。 う~ん あまりに淡白すぎて 逆に箸(スプーン)…
Stop the clock, make it stopWhere'd it go? I don't knowStop the clock, make it stopWhere is that world? Where did it go?When I was a young boy, twelve years oldGrowing up in New York cityI could ride the subway by myselfNever ever be afrai…
映画の冒頭、クレジットタイトルが流れる前に いきなり主役の高峰三枝子が「フン!」 と画面に向かって捨て台詞を吐きます。 高峰の夫(佐分利信)は、覇気が無く 遂には会社を辞めてしまいます。 「自由が欲しい」という佐分利は 家を追い出される羽目に。 …