バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

”三人の妻への手紙”&”妻への三通の告白”~ハッピーそれともバッドエンド?

f:id:bkkmind:20210418102915j:plain

 

”三人の妻への手紙”~A LETTER TO THREE WIVES

ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督の1949年作品。

 

アメリカ東部、郊外の町で暮らす三人の主婦。

ある土曜日に学校の課外活動ボランティアをするために

集まります。

 

そこへ一通の手紙が。

 

f:id:bkkmind:20210418103512j:plain

 

あなた達の誰かの旦那さんと私は駆け落ちをする予定なの

 

という穏やかではない内容。

差出人はアディという名前です。

 

”まさか、それは私の夫では?”

と三人の妻はそれぞれ不安な気持ちで

過去を回想します。

 

f:id:bkkmind:20210418103917j:plain

 

自分の容姿や出自にコンプレックスを抱くジーン・クレイン

 

f:id:bkkmind:20210418104056j:plain

 

出世の意欲が無い夫に苛立つ自立志向のアン・サザーン

 

f:id:bkkmind:20210418104450j:plain

 

財産持ちの夫を操ろうとするリンダ・ダーネル

 

どの家庭にも問題ごとがあり、言い争いもしばしばの日々を送っています。

さて、アディという女性と駆け落ちをするのは一体誰の夫でしょうか・・・

(アディは大変に魅力的な女性として設定されていますが、画面には登場しません)

 

ビリー・ワイルダーが撮ったのならもう少しコメディ色を強く、

ヒッチコックだったらサスペンスの色合いを強めたのでしょうが

どちらの要素も程ほどで、

大笑いをしたりドキドキしたりという場面は少なめです。

 

この作品はその年のアカデミー監督賞を受賞していますけれど

ちょっと大盤振る舞いかなあ、なんて気もしないでもないですね・・・

 

でも最後のカットが素敵なんですよ!

 

f:id:bkkmind:20210418110304j:plain

 

それはどうぞ、本編を見てのお楽しみということで。

 

予告編

www.youtube.com

 

似たようなタイトルですが

”妻への三通の告白”

こちらは惜しくも昨年亡くなった作家、小林泰三の短編です。

 

今や初老となった一人の男が

愛し続けた妻にその想いを綴った手紙が紹介されます。

その三通の手紙は時系列を逆にして

最近のものから語られていくのですが・・・

 

f:id:bkkmind:20210418111903j:plain

「肉食屋敷/角川文庫に収録」

 

泰三ワールド全開、映像化が非常に難しそうな内容ですが

もし練りに練って作り込めば

とてつもない映画になるかもしれません。

日本でよりもハリウッドで撮ったらどうかな、

シックス・センス”(M・ナイト・シャマラン監督 ブルース・ウィリス主演)

のような話題作になると思うけどもなあ。

 

ま、とにかく映像と活字の世界を

ご堪能くださいまし。

「愛される私」~ 日本での人気&評価がグーンと高い、ボビー・コールドウェル

f:id:bkkmind:20210228121256j:plain

 

出身国よりも外国での人気が高い

アーティストって、時々見かけますが

さしずめ

このボビー・コールドウェルはその筆頭ですね。

 

デビュー・アルバムが1978年の発表。

この時から既に知名度が高かったですよ、日本で。

”素敵ね~、詩も綺麗なのよ”

アメリカで暮らした経験のある知り合いの女性が

うっとりしてましたっけ。

 

My Flame

www.youtube.com

 

当時、真っ先に感じたことは

”ボーカルの声質がスティービー・ワンダーそっくりだなあ”

と。

シングルヒットも出て(ボビーの代名詞 ”風のシルエット”)

このファースト作はアメリカでもかなり注目を集めました。

 

It's Over

www.youtube.com

 

次作の "CATS IN THE HAT"(1980年)は

煌びやかなストリングスやホーンセクションで彩られた

デビュー作と異なり、音数を絞り込んだ

かなりストイックな作りでしたね。

スティーリー・ダンドナルド・フェイゲンのソロ作を

思わせるところもあります。

発売当時は ”地味だなあ” と思ってましたけど

聴き込むと味わいが増す力作ですね。

 

Carry On

www.youtube.com

 

三作目の”CARRY ON”(1982年)

ボビーの代表作を一枚挙げるなら、私的にはこれですかね。

当時は大学生の頃ですか、よく聴いてました。

なんといっても一世一代の名曲

”ジャマイカ” が収録されてますから。

 

ただアメリカでのセールスは低下する一方で

4作目の”AUGUST MOON”(1984年)以降は

長いブランクが続きます。

他アーティストへの曲提供などはありましたけれども。

 

以降はスタンダードナンバーを取り上げた

ムーディー&ゴージャスなアルバムが続くのですが

引き続き日本では高い人気を維持していて

来日の回数も多いですね。

(ボビーは歌唱力もあるので、この路線もハマるのですが

オンタイムで聴くことはもう無くなっていました)

 

で、時は流れまして2015年に

(現在のところは)最新作を発表。

正直あまり期待せずに耳を傾けてみましたら・・・

 

Game Over     (with JACK SPLASH)

www.youtube.com

 

おっ、これはGOODですね。

今風にアップデート、目配りした箇所もあるんですが

声も衰えておらず

収録曲も水準以上のものばかり。

 

Never Loved Before

www.youtube.com

 

初期の頃のトロピカル風味~ラテンフレーバーを

まぶしているナンバーもあって

ファンサービスの怠りも無し。

 

ベテランアーティストの2000年代以降の作品としては

ベストの一作ではないかと。

今でも部屋でよく流しています。

うん、タキシード姿のバラード路線よりも

こっちのほうがずっといいなあ・・・ 

はじめてのドリアン

f:id:bkkmind:20210510164100j:plain

 

ドリアンの

美味しい季節らしいんですよね。

 

らしい、というのも変ですが

私何十年と食べたことがないので・・・

 

まあ、避けてるわけです。

食わず嫌いですね。

 

でも好きな人は夢中になりますからね。

知り合いのタイ人にも居ますよ。

毎日ドリアン!

といったお方。

 

この前ですね、貰ったんです。

そのドリアンを。

店で売ってるのではなくて

田舎、実家からの直送パターン。

 

確かにね、果物は美味しいんですよ。

そういうヤツは。

 

f:id:bkkmind:20210510164544j:plain

 

うーん、初めて見るなあ

間近で。

 

恐る恐る(持ってきてくれた人に悪いんですが)

口に入れてみて・・・

 

どうだろう、思ったよりは食べやすいかな。

非常に柔らかいバナナに生クリームを混ぜたような

とろーりとした感触。

他の果物にはない味わいですね。

 

でもねえ、かすかになんだけど

生玉ねぎの香りが口中に残るんですよねえ。

自分では、生涯買うことはないでしょうね

やっぱり多分。

 

周りのタイの人に聞いてみたんですよ。

好きですか?って

 

ザックリ分かれますね。

同じ家族でも3対3とか。

でも全体の割合としては好む人のほうが多数派かな、

(甘い)ココナッツミルクをかけて食べることもあるそうです。

 

いっぺんには無理だなあ、

あっ、冷蔵庫に入れとけば明日でも大丈夫なの?

じゃあそうしますね。

でも臭ったりしてきません?

 

なんか、腰がひけてるよね。

すみませんです・・・

 

f:id:bkkmind:20210510165840j:plain

 

おまけの日

時間は午後の2時くらい。

近所の食堂の前を通ると

女将さんと目が合いました。

 

”お昼食べたかい?”

”あっ、今日はまだなんですよ”

 

”そうかい、残り物になっちゃうけど

安くするから

これ、持っておいきよ”

 

と、色々詰め合わせしてくれました。

 

f:id:bkkmind:20210310211823j:plain

 

炊いたご飯(三人前くらい)に生野菜

 

f:id:bkkmind:20210310212030j:plain

f:id:bkkmind:20210310212101j:plain

f:id:bkkmind:20210310212131j:plain

 

惣菜が3種類

 

レバー&野菜

ひき肉

 

f:id:bkkmind:20210310211750j:plain

 

凄い量だなあ

値段はしめて

なんと、50バーツ(約170円)なり。

 

残り物といっても

何時間も置いてあったものではありませんので

美味しさが落ちていることもなく。

 

さあ、食べ切れるかな?

キリリと冷えたビールに助っ人になってもらおう。

 

女将さん、有難うね!

続・WHO DO WE THINK WE ARE ?

f:id:bkkmind:20210310201131j:plain

f:id:bkkmind:20210310201237j:plain

カーリー・サイモン(シンガー&ソングライター・米)

新谷仁美(陸上選手)

 

 

f:id:bkkmind:20210310201445j:plain

f:id:bkkmind:20210310201540j:plain

ジョー・バイデン(米国大統領)

小鹿番(俳優)

 

 

f:id:bkkmind:20210310201824j:plain

f:id:bkkmind:20210310201842j:plain

ジャワハルラール・ネルー(インド初代大統領)

西村晃(俳優)

 

 

f:id:bkkmind:20210310202110j:plain

f:id:bkkmind:20210310202145j:plain

山内彩(Dr.ハインリッヒのツッコミ担当)

おろち(楳図かずおの漫画キャラクター)

 

 

f:id:bkkmind:20210310202606j:plain

f:id:bkkmind:20210310202632j:plain

衣笠祥雄(元プロ野球選手)

ロドリゴ・ドゥテルテ(フィリピン大統領)

 

 

f:id:bkkmind:20210310210148j:plain

f:id:bkkmind:20210310210214j:plain

エドワード・フォックス(俳優・英)

デイビッド・ボウイ(ミュージシャン・英)
 

 

f:id:bkkmind:20210310203129j:plain

f:id:bkkmind:20210310203205j:plain

アンヌ・ビアゼムスキー(女優・フランス)

松嶋尚美(タレント)

 

 

f:id:bkkmind:20210313115509j:plain

f:id:bkkmind:20210313115544j:plain

マム(タレント・タイ)

桂枝雀(落語家)

 

f:id:bkkmind:20210410093645j:plain

 

音楽の良心がこの歌声に~ジェントルなメッセージSOUL  ジ・インプレッションズ

f:id:bkkmind:20210309232950j:plain

 

ソウルミュージックというと

基本、派手なイメージがありますよね。

有名なモータウンサウンドを例にとっても。

さあ踊って、踊っての世界。

バラードを唄う際にも熱唱、熱唱また絶唱

 

でも、そうでないグループもあるのですよ。

さしずめ、THE IMPRESSIONS がその代表格。

 

SOULFUL LOVE

www.youtube.com

 

穏やかで包み込むようなハーモニーが素敵ですねえ。

 

Choice Of Colors

www.youtube.com

 

1970年前後の数年間、

彼らはメッセージ性の強い作品を続けて発表しますが

そういった曲でも

声高に叫ぶことなく、ジェントルに語り掛けるように歌うのが

かえって耳に残りますね。

 

社会派ソウルというと

マービン・ゲイスティービー・ワンダー

一連の作品がよく知られていますけれど

私はこのグループのアルバムも

同じくらいに好きですね。

セールス枚数とかヒットチャートの成績では大差がついていますが

中味の濃さは負けません。

それに ”誠実印 ”の保証付きです。

 

This Is My Country

www.youtube.com

 

「地味で控え目なソウル音楽」

 

機会がありましたら

聴いてみてくださいませ。

 

f:id:bkkmind:20210309235407j:plain

 

朝昼夜、どんな時間帯にも溶け込む素敵な歌声 ケニー・ランキン

f:id:bkkmind:20210224165919j:plain

 

2009年に亡くなりましたが

ケニー・ランキンというアーティスト。

1960年代後半からレコードが出ているのですが

大きなシングルヒットとは無縁な人でした。

 

Haven't We Met

www.youtube.com

 

うーん、なんとも素敵な声でしょう?

朝の目覚めにピッタリですよね。

美味しいコーヒーとそうだ、

今日はクロワッサンでも食べようかな

という気分。

 

f:id:bkkmind:20210303073204j:plain

(SKETCHBOOK ART CAFE/Pattaya)

 

Strings

www.youtube.com

 

午後のひと時にもハマりますよ。

今度は紅茶かな、濃い目に淹れて

スコーンと一緒にね。

静かなカフェで聴きたくなります。

 

f:id:bkkmind:20210303072902j:plain

(SMALL TALK CAFE AND HANGOUT/Bangna)

 

Hiding Inside Myself

www.youtube.com

 

日暮れ時には少しセンチメンタルな曲にしましょう。

シャウトやこぶしが一切無い、滑らかで艶やかなボーカルです。

ボサノバが好きな人など気に入ると思いますよ、きっと。

 

f:id:bkkmind:20210303072755j:plain

(PB VALLEY KHAO YAI WINERY/Khao Yai)

 

The Way You Look Tonight

www.youtube.com

 

深夜のアルコールアワーにも寄り添ってくれます。

今宵は

素敵な夢を見れそうですね・・・

 

f:id:bkkmind:20210303072539j:plain

(Somewhere in BKK)