バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

天才でいることは 大変なのだ!

高名な漫画家、赤塚不二夫に関する書籍を幾つか。 娘の目から見た赤塚不二夫 担当編集者から見た赤塚不二夫 そこから浮かび上がってくるのはギリギリに張り詰めた タイトロープ~綱渡りのような心の在り様です。 メディアへの露出も多かったので 「描く漫画…

部屋から15秒で素敵なカウンターバー

数日前にバンコクの屋台スタンド飲み屋のことを 書きましたが、こちらは日本のお話。 東京に居た頃、何回か引っ越しをしたんですが マンションの隣の1階がカウンターバーで 完全に入り浸っていた時があります。 一見、スナックのような外観ですが ・カラオ…

タイ人みんなが知っていた

今から20年くらい前かな、 このトライアンフ・キングダムという 女性2人組、無茶苦茶人気あったんですよ。 例えが古いんですが、日本でいえば ピンクレディーがデビューした時に近い。 それまでも勿論、女性シンガーで人気のある人は居たんですが 歌唱力…

AGE OF YUMING

”光の帯の行きどまり” 「回転舞台」 ”パセリのような むこうの森へ” 「夏の空」 1970年代前半の荒井由美~ユーミンの詩の一節です。 これは出来そうで出来ない 思いつきそうで思いつかない素敵なフレーズですね。 私は80年代に大学時代を過ごしました…

極端な両極

部屋のエアコンが壊れて冷風が出ません。 で、近所の店に修理を頼みました。 ごく普通のタイ人経営の店。 来てもらってすぐに後悔。 態度が悪いし、やる気もなし。 時間も異常にかかります。 で、直ったとみえて すぐにまた故障。 請求だけが高くて、大失敗…

1985年のマイアミホテル

古い古い旅の写真を整理していたら、 こんな1枚が。 1985年頃のバンコク市内のどこかのホテル、 でもはっきりと名前を思い出せない。 あー、これだ多分。 まだ、あったんですね。 マイアミホテル、 今でも昔の雰囲気、残ってるような。 バックパッカー…

聴いて聴いて聴きまくる

音楽や本、映画についてはそれぞれ 評論家という人たちが居ますね。 確かにこれらのジャンルはソフトの数というか アーカイブがとんでもない量ですから 良き水先案内人として、その存在価値は少なくないと思います。 で、それぞれ持ち味があるわけですが こ…

バンコクから1泊旅行で楽しめるところって?

日本ですと各地に温泉がありますから、 1泊旅行、組みやすいんですよね。 日中はそこそこ観光して、後は旅館でごゆっくりで OK。 その点タイですと、ちょっとパターン化してしまう ~バンコク起点の場合、 旅行会社のパンフとか見ても 代り映えしないとい…

食の世界王者はタイと日本!

私は若い頃にバックパック旅行で 幾つかの国に行きましたが、食事情~ 毎日の食生活がもっとも恵まれてるのは 圧倒的にタイと日本だと思いますね。 それも陸上競技などでいえば、ぶっちぎり の大差かなと。 両者には3大共通点があります。 ・食材や料理のバ…

今の時代はやっぱり、ガチョーン?

クレージー・キャッツのこの映画が封切られたのは 1962年(昭和37年)、ちょうど私が産まれた年です。 この後60年代通して、1年で数本という 今では考えられないハイペースで ヒットが続いたわけですね。 だからリアルタイムで楽しんだわけではない…

トーニョービョー

糖尿病、怖いけど身近な病気でもありますよね。 体質的なものもあるとは思いますが 当然、普段の食生活でも心掛けたいわけで。 その点、タイはどうかというと うーん、糖尿トラップが全面的に そして朝から晩まで至る所に張り巡らされてますので もともと数…

素晴らしすぎて言葉も出ない~諸星大二郎の描く異次元ワールド

もう、どうのこうの言う必要もない 諸星大二郎的世界。 なんでこういうストーリーを考えつくんだ、どうしてそれを描けるんだという。 アシスタントを置かず、取材に赴くこともほとんどない。 ご本人の頭の中のイマジネーションで 古代~現代~未来 時空を越…

バンコクの四季

バンコクには日本のような季節の移り変わりはありません。 降雨でいえば、乾季と雨季の2択、 温度でいえば、暑いかやや涼しいの2択、 という非常に代り映えしないというか シンプルな構成です。 一番暑さが厳しいのが3~5月、雨は降りません。 6月~8…

IT'S A 奥田 WORLD

「イン・ザ・プール」の奥田英朗、 長編も短編もハズレが無くて、読者としては安心して 頁をめくることの出来る ”お墨付き”の作家の一人ですよね。 「サウスバウンド」の口うるさい主人公、 是非、石立鉄男主演でテレビドラマ化して欲しかったですね~ 巻き…

店をやるのは大変だ

ブラック〇〇、しばしばニュースに登場しますね。 報道されるのは氷山の一角で、実態はなかなか掴めないのでしょう。 「傷だらけ~」は題名が秀逸ですが 内容は中堅チェーンの本屋さんの店長によるもの。 飲食などと比べると少しは楽そうな、と思いきや それ…

植物達よ、カムバック プリーズ!

私が今住んでいるコンドミニアムは かなりの築古、敷地内には緑が多くて 個人的にはそれが好きだったのです。 ところがところが、どういうわけかその 緑の木々を切り倒して、なんだか工事を始めたのですよ。 そのままでいいのに、変える必要ないのに。 古い…

バンコクという街の何気ない優しさ

私、バンコクの街歩き 好きなんですね。 大通りからちょっと路地に入っていって。 その路地ごとに表情が違っていて、面白いんですよ。 で日本と違う点はね、 ふと顔が合う、としますね。 その路地を行きかう人と。 勿論、見知らぬ同士。 目が合ったり、すれ…

東京空想旅行

どういうわけだか、バンコクに居るのに 東京のグルメ本とかガイドブック読むの好きなんですね。 行きたい店があったとしても行けないのに。 なんか、お馬鹿ですね~ 私は日本では東京に居た時が一番長いんですが、 それでも本をパラパラめくってみると 行っ…

財前教授の総回診が始まります!

白い巨塔のテレビ版、 勿論田宮二郎バージョンですよ! もうオープニングのテーマからしてかっこいい。 アレンジ、話の進行に合わせて変えてますね。 毎週、欠かさず観てましたね~ 出演メンバーの顔触れがまた最高で。 youtu.be 映画にも多数出ていますし、…

SOMEWHERE IN CAMBODIA 1996

昔といってもいいくらい以前 高田馬場に安くて美味しいカンボジア料理の店があって よく行きました。 感じの良いカンボジア人ご家族が経営されていて。 タイ料理よりもあっさりしているので むしろ日本人には食べやすいかもしれませんよね。 カンボジアには…

タイポップスで心打たれる名曲といえば?

私はまったくもって、タイ音楽のマニアではないのですが 心惹かれる曲には一杯出逢います。 で、国民的歌謡曲というんでしょうか、 例えば、”昴”とか”川の流れのように”、”翼をください” 的なタイの曲って何かしらとふと考えて、 その地位に相応しい曲は他に…

骨の髄までロックンローラー その名は ZEVON !

キャリアの長いミュージシャンって 途中で方向転換というか、かなり路線を変えることがありますよね。 歓迎すべき変化ならいいんですが、 なかにはファンでもついていけないような 変わり身だったりして。 ウォーレン・ジヴォン 2003年に亡くなってしま…

完全なる依存症

よく、~依存症 といいますよね。 アルコール、ギャンブル、薬物・・・ 自制がきかないほど取り込まれてしまう、という意味合いなのでしょう。 それでいくと私ももう、小さい頃から50年近く依存症のままです。 私の場合は音楽、映画、本 の、ですが。 「そ…

タイ料理に高級店は似合わない?

とあるバンコク市内の高級タイ料理レストラン、 外国にも幾つかのブランチがある 良く知られた名店です。 雰囲気よろしいなか、席に着くと テーブルにはずらりと、スプーン、フォーク、ナイフの列が。 給仕さんが全てサーブしてくれるのです。 グリーンカレ…

捨て曲無しの邦楽愛聴盤  マイクロスター 

こちらはマイクロスターという 日本の男女2人によるユニットの 2008年のアルバム。 ジャンルを問わず多くの場合、アルバム通して聴いていると 評価の高い名作などでも、ちょっとダレたり 好きになれない曲が入っていたりするもんです。 でもこれは駄曲…

タイ人の見事なトラブル対処法

とあるタイの大手行、その本店で。 不動産関連の書類を受け付けてもらおうと。 若いお兄ちゃんスタッフ、 どういうわけか全くこちらの話を聞こうとしません。 会話が成立しないのです。 (ちなみに書類自体はよくあるもの) いい加減にしろ、となったところ…

どっちのノヴァク?

昨日のトピックの続きで サンフランシスコ絡みで。 映画の舞台に選ばれることも多い街ですが、 ヒッチコックの「めまい~VIRTIGO」(1958年) は、良く知られてますね。 前半などはさながら観光案内のようでもあります。 で、ヒロインはキム・ノヴァク …

I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO

2003年、サンフランシスコ在住の知人と当地で。 全米きっての人気観光地で街は賑わっていました。 なにより嬉しかったのはその方の細やかな心遣い。 ホテルにはウェルカムカードが届けられてあり、 「何かあったら、いつでもご連絡くださいね。では明日…

あなたを 理解

しようとはしてるんですよ。 私なりにね。 一応本を買って、少しは勉強しようとしたんです。 でも昼間のあなたは ダラリと寝転んでいて、こちらを見ようともしない 夕方になれば、元気よく走り回って 話しかけるスキもないではありませんか。 考えてみると、…