よく、~依存症
といいますよね。
アルコール、ギャンブル、薬物・・・
自制がきかないほど取り込まれてしまう、という意味合いなのでしょう。
それでいくと私ももう、小さい頃から50年近く依存症のままです。
私の場合は音楽、映画、本
の、ですが。
「それなら、別にいいじゃないですか。酒やドラッグに溺れるよりも」
しかしベースは全く同じなんですね。
例えば音楽や映画、本などに対して
「いい気分転換になった。明日への活力になったぞ」
「タメになったなあ。これでまた知識が増えたみたい」
というふうに接しているならば
単なる趣味や息抜きであって、そもそも依存するほど
時間も金銭も使わないでしょう。
私にとっては、それらの存在価値は
「どこまで違う世界を見せてくれるか。連れて行ってくれるか」
の1点であって、言い換えれば「現実逃避」への
チケットなんですね。
ですんで、良い作品に出逢えば出逢うほど
日常の生活に問題が出てきてしまいます。
頭の中が別の世界のイメージで占められて
そこから抜け出すのが難しくなってしまうので。
ねっ、酒や薬と同じでしょう?
違うとすると
そうですね、肝臓をやられてしまうとか
暴れる、そういうことはないかもしれませんけれど。