バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

これぞB級ホラーのお手本、”CARNIVAL OF SOULS~恐怖の足跡”

1962年のアメリカ映画ですが ホラー系、特にB級テイスト好きのファンからは 非常に評価の高い作品です。 グロテスクなお化けがどーんと出てくる系統ではなく 心理サスペンスとしてのドラマ性が強いので、 一般の映画ファンの方でも 確かに一見の価値あり…

喫茶店の馬鹿

喫茶店~カフェに行く時は まあおよそ、ちょっと一息入れるかな という軽めの気持ちで行きますよね。 あるいは旨いコーヒー、居心地の良いインテリアなどへの期待感とか。 でも、「喫茶店嫌い」というタイプの人 居ません? 以前の日本の職場の上司(という…

選挙だ、ワッショイ

今度の日曜日は バンコク都知事選が行われる日なんですね。 タイではですね、選挙ポスターのサイズがデカいんですよ。 なんか回廊みたいになってますねえ。 気をつけて歩かないと ホント、どーんとぶつかっちゃいますよ。 大通りは勿論 路地裏にも貼ってあり…

「彼を殺したのは私です」女性による殺人名画2編、シモーヌ・シニョレ&ブリジット・バルドー

今回は、女が男を殺す映画を2本。 どちらも名監督 アンリ=ジョルジュ・クルーゾーが手掛けた逸品です。 1955年の ”悪魔のような女” は シモーヌ・シニョレとヴェラ・クルーゾー(監督の奥さん) の二人が、ヴェラの夫を風呂場で溺死させて 死体をトラ…

戦後間もないエンタメ大作~ ”大江戸五人男”

戦前に数多くの傑作時代劇を撮った 伊藤大輔監督の1951年度作品。 太平洋戦争終戦後、僅か6年後の製作ですが、 阪東妻三郎、市川歌右衛門、月形龍之介、山田五十鈴、高峰三枝子 河原崎権十郎、花柳小菊、三島雅夫、進藤英太郎、高橋貞二・・・ と華やか…

国民的漫画 ”ブラック・ジャック” ~ 人気の長持ちの秘訣は?

手塚治虫の ”ブラック・ジャック” 膨大な著作数がある手塚の作品のなかでも 特にポピュラーなシリーズですよね。 少年誌に連載がスタートしたのが1973年のことですから まもなく50年~半世紀が経過することになります。 その割に古臭いイメージが少な…

車の座席で延々と二人芝居、見どころの多いB級サスペンス ”DETOUR”

1945年製作のアメリカ映画 (監督/エドガー・G・ウルマ―) 低予算&早撮り&上映時間の短い(67分) 典型的なBクラスムービーなんですが これはなかなかに印象深い佳作であります。 ニューヨークに住むピアノ弾きのトム・ニール 彼女に会うためにヒッ…

嫌なものは嫌い、嫌いなものは嫌 ねこぢるの居た1990年代

この猫のキャラクターに見覚えのある方は おおむね、1990年代に 10代~30代だったのではないかと。 31歳で世を去った ねこぢる作 ”ねこぢるうどん”のメインキャラ にゃーこ と にゃっ太ですね。 一見可愛い見た目なのですが 描写は強烈です。 当時…

面白うて、やがて哀しき・・・そんな気持ちになる漫画四篇

つげ義春の1987年作品。 心身の不調もあって、この後もう一作発表して 以降休筆となりますので キャリア最後期にあたりますね。 作者の幼少時の体験がベースになっているようですが 印象に残るカットが多数。 虚無、絶望のみということはなく 仄かな郷愁…

これもアメリカンドリーム? 良妻賢母は人間ではなかった・・・”ステップフォード・ワイフ”

1974年製作のアメリカ映画 The Stepford Wives (監督/ブライアン・フォーブス) これはなかなか面白い作品ですよ。 原作は ”ローズマリーの赤ちゃん” で知られる アイラ・レヴィンなんですが、 テイストが似ているところがあります。 ”ローズマリー” …

登場人物は全員小悪党、色と欲にまみれた人間模様の ”からみ合い”

監督/小林正樹 撮影/川又昂 音楽/武満徹 と、一流どころのスタッフが揃った1962年度作品。 主演は岸恵子、当時30歳ですが クールビューティぶりを存分に発揮しています。 岸が秘書として勤務する会社の社長(山村聰)が 病に倒れ、余命宣告を受けま…

こちらが元祖~落ち着き払ったパニック巨編 ”SOSタイタニック/忘れえぬ夜”

タイタニック、といえば なんといっても1997年の ディカプリオ版が有名ですね。 ”A Night To Remember” は それに先立つこと約40年前に製作された イギリス映画(監督/ロイ・ウォード・ベイカー) どちらも史実がベースですから ストーリーの大枠は同…

車椅子が名脇役、そんな洋画を見てみよう

2011年公開のフランス映画 ”Intouchables” (監督/エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ) 世評も高かったですし、商業的にも成功したようですね。 介護役のオマール・シーの設定が 「やたらに落ち着きがない人物」というのが成功してますね。 し…

兄弟姉妹で9人編成、大型ファミリーグループの光と影

家族(&親族)で構成された音楽グループというのは 思いつくだけで、(牛も知ってる)カウシルズ、ジャクソンズ、ビーチ・ボーイズ などなど色々と思い浮かびますが メンバー全てが兄弟姉妹で もっとも人数が多い時には9人だったのが THE SYLVERS~シルバ…

家が人を食べて若返る話です~豪華スター出演の ”BURNT OFFERINGS”

1976年製作のアメリカ映画 (監督/ダン・カーティス) 一組の夫婦(オリヴァー・リード&カレン・ブラック)が 夏のバカンスを過ごすために貸別荘の見学にやってきます。 建物は相当古く、手入れが行き届いていないのですが 破格の賃料が魅力で契約。 …

おいらは魂消た、静まり返ったMBK~マーブンクロンセンター

実に久しぶりに来ましたよ、 バンコク市内中心部の老舗商業施設 MBK~マーブンクロンセンター 年季の入ったタイ旅行者の方なら コロナ前によく行かれた人も多いのでは? 秋葉原の電脳街に日暮里の繊維街、それに浅草橋や 馬喰町の衣料問屋を詰め込んだような…

ストライプのシャツを着た冴えない波乗りバンド・・・のイメージを覆すロックなビーチボーイズ作品集

ごく一般的なビーチ・ボーイズのイメージといえば まあ、こんなもんですよね。 夏が来ると思い出す(人も居る)程度。 ぶっちゃけ、ルックス的にもビートルズやストーンズに完敗・・・ なんか皆、小太りだしねえ。 実際、60年代中頃以降になると急激に人気…

天国は空の上ではなく、二人の暮らす屋根裏部屋にある~傑作映画 ”第七天国”

いい映画だなあ~ 実に実に素晴らしい・・・ 映画史に残る一本ですよ。 時は第一次世界大戦直前、 パリの下町に暮らすジャネット・ゲイナーは 意地悪な姉に苛め抜かれて、自殺を考えます。 偶然通りがかった青年(チャールズ・ファレル)が それを止めます。…

数十年間の誤解~ある一枚のジャズレコード

1980年頃ですかね、 当時ジャズをですね 非常によく聴いていたんですね。 で、ジャケ買いをしたんです。 あるLPレコードを。 レーベルはECM、部屋に飾りたくなるような いい写真を使ってるんですよ。 しかし(中身のほうは)自分の好みにピタリというこ…

九十九で止めておけ・・・”妖怪百物語”

1968年製作の”妖怪百物語”(監督/安田公義) お馴染みの百物語をモチーフにした時代劇で 主演は藤巻潤、高田美和、坪内ミキ子。 林家彦六(八代目林家正三)師匠の口上がたっぷり聞けたり、 その他の脇役陣も好演で 決していい加減な内容ではありません…

当たり! これは旨いね、部屋食トムヤム

”美味しい店を見つけたので、何品か買ったわ。一緒に食べましょう” ということで、タイ人の知人ご来訪&室内ランチ。 まずはお馴染みのトムヤムスープ (~クンと付くのが海老入り。こちらは海老以外にイカや鶏肉なども入った、トムヤムルワムミッという料理…

あなたの拘り わたしの無関心

何かしら、入れ込んでる(惚れ込んでる)「もの」って ありますよね。 人それぞれ。 男の場合 車、バイク、時計、シューズ(スニーカー) とかって、よく聞きますよね。 お恥ずかしい話ですが 私、生まれてこの方 こういう世界に100% 興味なし。 要は「…

よろしく哀愁・・・ワクチン接種会場に人影まばら

去年、コロナのワクチンが登場した際には そりゃーもう えらい騒ぎでしたよね。 なんか救世主みたく、崇め奉られてましたから。 予約を取るのも無茶苦茶大変 キャンセル待ちにかける、とかね。 ワクチンツアーなるものもありました。 そのために外国にまで行…

室内面積が200平米超! 森のなかに佇むタイのシニアレジデンス訪問記②

昨日の続きということで。 バンコク郊外の巨大レジデンス内の シニア層向けのユニットを見ていきましょう。 外観はこんな感じ、5階建ての低層×2棟で トータル40室。(現在建設中なので以下の画像はショールーム仕様です) このユニットは約203平米、…

敷地面積が64ヘクタール! 森のなかに佇むタイのシニアレジデンス訪問記①

おー、象さんが。 しかも巨大な。 リアルだなあ。 生きてるかと思いましたよ、ホントに。 こちらは自然公園とか動物園などでなく 現在工事中の総合レジデンス施設。 (マンション、ホテル、ショッピングモール、病院などが揃っている ”オールインワン” とで…

私はだぁれ? 一人二役の ”めまい” &”死刑台への招待”

一人の役者さんが複数の役を演じる。 双子とか兄弟姉妹の場合が多いかと思いますが、 まったくの他人に扮することもありますね。 ヒッチコックの ”めまい” (1958年)は そのなかでもよく知られている有名作です。 二役を演じるのがキム・ノバクなんです…

イドウダイスキ~伊藤大輔監督のあまりの傑作時代劇三本

ちょっとこちらをご覧くだされ。 「映画検定」キネマ旬報映画総合研究所編/キネマ旬報社 1927年度の日本映画のベスト10 伊藤大輔という名前の監督作品が3本ランクインしています。 「日本映画ぼくの300本」双葉十三郎著/文藝春秋 1927年から…

カメラワークが冴えわたる、オカルト映画のディフォルト ”オーメン”

リチャード・ドナー監督の ”オーメン”(1976年) ”ローズマリーの赤ちゃん” ”エクソシスト” と並ぶ、悪魔系ジャンルの定番映画です。 当時話題になったのが グレゴリー・ペックの起用。 えっ、あの ”ローマの休日” の? まあ若干、既に「往年の」という…

踊ろよと言われても、フィッシュ

海の生き物の話なんですけどね、 人間の食する。 海老とイカ この2つはですね、非常によく登場しますね。 日本に居た頃よりも確実に高頻度です。 (海老は残しちゃう時ありますね、炒め物やスープに入ってると。飽きてしまって) 貝類も割に出てくるほうか…

「猿が猿を殺した」・・・SF映画の金字塔 初期 ”猿の惑星”五部作

あまりにも有名な”猿の惑星”~PLANET OF THE APES~ 1968年の第一作がなんといっても圧倒的に素晴らしく、 まさに映画の殿堂入りであります。 (監督/フランクリン・シャフナー) 続く ”続・猿の惑星” は 前作のヒットを受けて、無理やりのストーリー構…