バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

セクシーというよりぽっこりの魅力? 永遠のリタ・ヘイワース

 

1940年代の

絶対的&圧倒的なセックスシンボル

リタ・ヘイワース

 

 

デイヴィッド・リンチ畢生の名作

マルホランド・ドライブ” (2001年)で、

記憶を失ったローラ・ハリング

リタ・ヘイワースのポスターを見て

「私の名前はリタ」

と呟くシーンは有名ですね。

 

 

そのポスターはヘイワースの代表作として知られる

"GILDA~ギルダ" (1946年、監督/チャールズ・ヴィダー

 

勿論ヘイワースは美しいのですが

観ているうちに

ちょっと気になったことが。

 

 

ヘイワース、様々なコスチュームで登場しているのですが

 

 

物凄くタイトにベルトというんですか

帯でグーッとウェストを締めてるんですね。

しかもかなり幅の広い。

 

 

そうでない(衣装の)時は

はっきり写さないんですね。

お腹のあたり。

 

 

外出から帰って

毛皮のコート

ずっと手前で抱えてるんですよ。

ハンガーにかけるなり

ソファに引っ掛けるなり

すればいいのに。

というか普通そうしますよね。

 

なんかね、気になってしまったんですね。

だからどうしても

その辺りを観ちゃうんですね。

目がいってしまう。

 

 

映画の後半で登場する

ブラックドレスのダンスシーン。

映画史上でも名高い場面なんですが

 

 

花に見立てているのでしょうか

お腹のあたりに飾り物が付いてますよね。

生地が波打つようなデザインになっている感じですが

 

でも

でも

ぽっこり

してません?

 

 

きっと目の錯覚なんでしょう・・・

(ちなみに私は、女性のお腹がぽっこりしているのは嫌いではありません。むしろ素敵だと思います)

 

ヘイワースは撮影直前に第一子を出産しているので

そういったことも影響しているのかもですね。

(生涯で5回結婚、当時の夫はオーソン・ウェルズ

 

なので私はこの作品のヘイワースには

むしろ

お母さん、的な魅力を感じるんですね。

 

一般的な意味でのセクシャル度ならば

もうちょっと前の

 

 

"BLOOD AND SAND" (1942年)

あたりのほうが

ずっとアピールがあるような。

 

これはもう

どんな男も降参ですよ。

こんなふうにされたら。

 

 

相手の男優さん

もう気を失ってそうですもんね。

映画を観た全米中の男性が

きっとそうだったに違いありません・・・

 

GILDA (1946)   Trailer

www.youtube.com

 

DANCE SCENE FROM "BLOOD AND SAND" (1942)   Trailer

www.youtube.com