死刑囚
それも刑執行直前の様子を映した
映画って相当数あるかと思いますが
チャップリンの ”殺人狂時代” では
シェリー酒を飲むんですね。
最初は断るんですが
「飲んだことがないから」
と言って口に含みます。
日本映画では有名作 ”私は貝になりたい”
こちらで用意されているのは葡萄酒。
自暴自棄になっている
フランキー堺はおかわりを要求します。
さて
もし自分がこのようなシチュエーションに置かれたなら
生涯最後の一杯に
なにを望むかな?
と。
生理的な喉の乾きはない&リクエストが通るとして。
アルコールが飲める人なら
多分、なんらかのお酒を要求するんじゃないかなあ。
(お茶やコーヒーよりも)
日本人なら
やはり日本酒かしら?
焼酎?
(こちらはタイ焼酎)
なんかね、
ビールではないような気がするんですね。
前の晩に食事と一緒にということなら
ありかもしれないけど
執行寸前の最期の一杯ならば。
映像的にはカクテルもありかなあ。
「贖罪と後悔を二対一の割合で、それに憐れみをひとつまみ振りかけてくれるかい?」
なんてセリフを添えて。
いやいや
そんな余裕はないよね・・・
言えたとしても
刑務官のほうがうまく受けてくれないだろうなあ。
「OK. ところでその君専用のカクテル、何杯飲みたいかい?」
なんて返せたら、悪くないラストシーンになりそうですね。