バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

岸田森、大作戦

 

大スター、というわけではないけれど

素敵な役者さんて居ますよね。

 

男優ならば

天本英世神山繁小池朝雄三島雅夫、信欣三

といった面々がすぐ思い浮かびます。

味のある&洒落た演技を見せてくれるに違いない

という期待感を抱かせてくれる。

 

 

なかでも筆頭は

岸田森

でしょうか。

 

岡本喜八監督作品や

怪奇ホラー系(吸血鬼)

萩原健一松田優作との絡みが愉快な

テレビドラマなどなど。

 

私的に一番印象に残っているのは

怪奇大作戦” ですね、なんといっても。

 

 

配役表では一番目ではないのですが

実質、主役ですしね。

脚本もよく練られていますし

凝ったアングルも多いですよね。

 

 

この重い内容のドラマが

夜の7時台に流されていたというのが凄いですが。

(”ウルトラセブン”の後続番組)

子供ではまず理解出来ないですよね・・・

 

 

帰ってきたウルトラマン” にも

(途中まで)準レギュラーで出ていましたね。

妹役が榊原るみ

 

後年には東京12CH~テレビ東京

”もんもんドラエティ”

というバラエティー番組にも

ドラキュラ役で登場していました。

手塚治虫の ”ドン・ドラキュラ” に似ているタッチがあったような。そういえば息子さんの手塚眞も出演していましたね)

 

時代劇の出演作も多いですし、

ネイチャー系のドキュメント(蝶の収集マニア)も

ありました。

 

こういうの全部まとめて

DVDボックスにしてくれませんかねえ。

何十、何百巻になるか分かりませんけれど・・・

 

 

参考図書

しどろもどろ(岡本喜八著/ちくま文庫

ウルトラマンのできるまで(実相寺昭雄著/筑摩書房

ウルトラマンが泣いている(円谷英明著/講談社現代新書

ウルトラセブン研究読本(洋泉社

不死鳥 岸田森ワイズ出版