2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧
人気漫画の映画化ですね。 (監督/SABU 原作/宇仁田ゆみ) まずは芦田愛菜が驚異的に上手く 正直それ以外が霞んでしまいますが 良い(自然な)シーンと そうでない箇所がかなり明確に分かれてるんですよね。 台詞とか役者さんの芝居が 極端にオーバーだっ…
関川秀雄監督の1953年度作品 原爆投下直後の広島の惨状を 克明に描いたシークエンスでよく知られています。 特定の主人公を据えているのではなく 主に二組の家族が辿った運命を中心に 多数の広島市民が登場する スケールの大きい群像劇になっています。 …
29歳で短い生涯を終えた 作家、小林多喜二を描いた1974年作品。 監督は巨匠今井正 多喜二を演じるのは山本圭 女優陣の顔ぶれが華やかで 中野良子 佐藤オリエ 長山藍子 悠木千帆(樹木希林) 多喜二の母セキに扮する北林谷栄が好演 それに比して 多喜二…
おれな、母さん、おれはいつの間にか、ずいぶんと有名な小説家になったけど、内心びくびくしてるんだ。 いろいろなことがわかればわかるほど、権力って恐ろしいもんだと、背中がざわざわすることがある。 これ見てくれ、おれのこの小説、✖✖がたくさんついて…
時は1885年 トスカーナの農園で家族とともに暮らす ジャン=ポール・ベルモンド 一族に君臨していた祖父が亡くなったことで 遺産や土地の権利を巡って家族間争議が勃発。 嫌気が差したベルモンドは フィレンツェで伯父が経営する酒場を手伝うことにして …
"TOO LATE FOR TEARS" バイロン・ハスキン監督の1949年度作品で 「悪女」系のフィルムノワール映画としては 定評のある有名作。 ファムファタール役は この時代に人気絶頂だった リザべス・スコットなのですが 私はいまひとつ楽しめなかったというのが …
これはGOODですね。 なにより脚本が実に秀逸ですよ。 (監督/山下敦弘 脚本/向井康介・山下敦弘) 原作がかの つげ義春作品ですから 正直どうだろう・・・ という不安もあったのですが オールドファンも納得 つげの漫画を読んだことのない人にも 充分楽し…
”エクソシスト”(1973年)で 大ブレイクしたリンダ・ブレア主演の テレビドラマです。 (NBC製作/1975年) ブレアは15歳の高校生 成績優秀の優等生ですが 内気で引っ込み思案、仲間からも相手にされていません。 しかしあら不思議 お酒を飲むと …
2001年度の製作なんですが これ、リメイクなんですね。 (オリジナル版は昨日紹介した "IT HAPPENED IN BROAD DAYLIGHT") 基本ストーリーの大筋は同じです。 で、役者陣が華やかなんですよ。 ジャック・ニコルソン、アーロン・エッカート、サム・シェパ…
日本ではあまり知名度が無いようですが これは傑作でしょう。 連続少女殺人事件の真犯人を どこまでも追い続ける ベテラン刑事が主人公です。 チューリッヒの警察署に勤める ハインツ・リューマン。 ヨルダンでの海外勤務が決まっているのですが 搭乗便の出…
昨日の ”汚れなき悪戯” で カンヌ映画祭特別子役賞を受賞した パブリート・カルボ起用による 1956年のラディスラオ・バボダ監督作品。 前作は修道院内という限定された設定でしたが 本作は打って変わって マドリッドの下町が舞台。 カルボ少年もより伸び…
これは大変に有名ですね。 1955年に製作されたスペインの作品ですが (監督/ラディスラオ・バボダ) ある程度の年齢の日本人がもっともよく知っている 外国映画のひとつでしょう。 ご覧になった方も多いのではないでしょうか。 と言うより、観ていない…
洗礼、といっても 宗教のそれではなく また楳図かずおの漫画でもなくてですね 「洗礼」(少女コミックに1974~76年にわたって連載) タイ料理についてなんですが 私は普段、90数%がタイ食。 近所にマーケットがあるので そこで惣菜とご飯を調達する…
一番最初にタイを訪れたのは、確か1986年頃だったかな。 40年も前の話ですね。 ドンムアン空港から向かったのがカオサン通りのゲストハウス。 (当時はバックパッカーのメッカだった) 深夜にチェックインしたけれど あまり居心地が良い宿ではなかった…
BUSTER KEATON'S "ONE WEEK" (1920) www.youtube.com
Bangkok in the old day 1980s www.youtube.com
ご近所の通りを歩いていて あら、こんな店あったかな? かなりリーズナブルなお値段 ちょっと入ってみましょうか 経営者の方かな オーダーを取りに来た白人男性に聞いてみたら 「店は前からあるんだけどね、入り口周りのデザインを変えたんだよ」 とのこと。…
今村昌平監督の1967年作にして キネマ旬報誌で第二位を獲得した話題作ですね。 同時に議論、批評の対象によくなるんですね。 難解な分析とかも見かけますが これ、ただの今村エンタメ劇場だと思いますけどね。 監督、ペロリと舌出してると思いますよ。 …
欧米のポピュラー音楽聴いていると 宗教~神の存在が 非常に身近なんですよね。 "GOD ONLY KNOWS" BBC Music feat. BRIAN WILSON & FRIENDS www.youtube.com タイトルや歌詞に頻繁に登場しますし 専門のチャート(CCM~Contemporary Christian Music)まで …
これはよく知られている作品。 1959年のソ連製作の映画ですが (監督/グリゴーリ・チュフライ) 日本を含め、海外各国で高評価ですね。 無茶苦茶、分かり易いんですね。 日本語の字幕と吹き替えがなくても 充分話の筋を追えます。 役者さんの演技も軽め…
耳がですね 無性に痒くなることってありません? 突然くるんですよね。 我慢できないくらいにカユイ。 あんまり耳の中っていじらないほうがいいみたいですが 何かに取り憑かれたように 耳かきでガシガシ、ゴシゴシ。 やめられない&とまらない状態ですよ・・…
これは傑作ですね。 戦闘場面が(ほとんど)無い戦争もの ~各国でかなり作られていますよね~ としては、ベストオブベストではないでしょうか。 ある一人の中年男(セルゲイ・ボンダルチュク)が 自分の半生を振り返ります。 セルゲイは1900年生まれ。 …
救出チームの活動がまったく映らない 純粋な過酷サヴァイヴァルムービーです。 スタジオのセットでいかにもそれ風にということが無く 全篇オールロケ。 しかも各シーン長回しなので 役者さん、身体ボロボロになったのではないでしょうか・・・ 1950年代…
心若き者たちへのアドバイス 私たちはあっという間に年老いてしまう いつになったら 真っ当な世界がやってくるのだろう 愛とは約束 愛とは忘れ形見 ひとたび与えらえたら 永遠に心の中に留まるもの 決して消え去ることはない 今が私たちにとって最後の機会か…
SABU監督の2000年度作品。 サラリーマンの堤真一 ある朝、見知らぬホテルの1室で目覚めるのですが 昨晩の記憶がまったくありません。 ドアの下に置かれていた新聞を見ると 日付は月曜日。 堤は酒乱(飲むといきなり強気になる)タイプなのですが、酒…
1950年(昭和25年)に製作された ストレートな反戦映画で 公開当時大きな話題を呼んだ作品です。 (監督/関川秀雄) 戦没学生~学業途中で戦地に赴いた若人の手記がベースになっていますので 様々な学校名が登場します。 東大、三高、慶応、早稲田、…
長さんこと、いかりや長介主演のテレビドラマ 2002年秋の放送(テレビ東京系列)ということで 2004年の3月に亡くなる長さんの 最晩年の作品になりますね。 監督は鷹森立一 1960年代から膨大な数のテレビドラマを撮っている人ですが この作品当…
萩原健一主演の1994年度作品 (監督/渡邊孝好) 封切り当時かなり話題になりましたし 評価も高かったですね。 いわゆる人情もの なんですが、コメディ色が強調されています。 それにホラー&ファンタジー風味も加えてある 幕の内弁当的なエンタメ映画。…
20~30代の頃 旅行者としてタイを訪れていた時分は そんなにタイ料理に関心があったわけじゃないんですね。 「食事にこまらない国」~食べやすいメニューが多い といった認識程度です。 なので普段日本に居る時も そんなにはタイレストランに行かなかっ…
早起きして再び知人宅へ。 (同行の女性陣は伝統衣装に着替えています) 昨晩は暗くて分かりませんでしたが 無茶苦茶広い敷地ではありませんか。 今日は知人の 「新築祝い」なんですね。 新居が完成しますと ご近所や交友関係あちこちに声がけして 盛大に執…