ピチカート・ファイブの歴代ボーカルのなかでは
なんといっても野宮真貴の存在感が圧倒的ですが
初代ボーカリストの
佐々木麻美子が在籍していた期間も
素敵なんですよね。
"Action Painting" PIZZICATO V
決して声量があるわけではないですけれど
どこか白日夢的な~
ビーチボーイズでいえば ”フレンズ” や ”サンフラワー” を
思い起こさせる世界観によくフィットしていたと思うんですよ。
"オードリィ・ヘプバーン・コンプレックス"
野宮時代と比して
「動く姿」がほとんど残されていないのが残念。
ビジュアル的にも魅力のある人だと思うのですが。
フルアルバムとしては一枚のみの発表でしたが
JAPAN MADE のソフトロック名盤でしたね。
”アパートの鍵”
さて
2000年に発表された小説
作者と思われる女性のプライベートライフを
かなり(非常に)赤裸々に綴っている異色作なのですが
主人公のボーイフレンドの一人に
鴨宮亨
という人物が登場します。
当時のピチカートのメンバー
鴨宮諒
のことでしょうね、
職業も音楽関係となっていますし。
(ストレートにポルノチックな描写です)
閑話休題、
70年代でもない
90年代でもない
この時代にしか出せない音世界に浸るのは
今でも生理的に快感~気持ちイイの一言
2020年代の憂き世を
しばし忘れたい時には
お勧めです。
”ちょっと出ようよ”