バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

色恋沙汰より自然賛歌~70年代前半のジャパニーズ・フォーク&ロック

 

1970年代前半に

ヒットチャートの上位に食い込む曲を

連発していたGARO~ガロ

 

私もシングル&アルバム買って

よく聴いていましたけれど

初期の作品が特に好きでしたねえ

 

”水色の世界 ”(1972)

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同じレーベル(マッシュルーム)に所属していた

小坂忠のナンバー

 

”はずかしそうに” (1973)

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似たテイストがありません?

歌詞に風景、季節を感じさせる言葉が

多く使われてるんですね。

 

男女の愛ということもあるんだけども

その部分をベターッと描写するのではなく

天気が変わるとか、周りの緑が濃くなってきたとか

そちらのほうを気にかけてるんですね。

 

 

60年代から活動している

ブレバタ~ブレッド&バター

”IMAGES”

同じ時期(1973年)の発表なんですが

こちらもアルバム全編、

自然を感じさせる曲が並んでいます。

 

”IMAGES” ダイジェスト

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共通するのは

ほとんどが東京生まれ&育ちの人たちなんですね。

「我が故郷」といった視点ではないわけです。

そもそもが都会人。

 

なので垢抜けているとも言えるし

ある意味、空想~白日夢的な感覚もありますね。

 

ケンとメリー ”愛と風のように” (1972)

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この頃、私が特に好きだったのが

BUZZ という男性デュオだったのですが

(共に東京人)

有名な ”ケンメリ” を含むファーストアルバムも

風の香りや草の匂いに溢れた好盤です。

 

 

”朝” (1973)

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作詞はガロのボーカル(大野真澄

作曲は高橋信彦高橋幸宏のお兄さん)

 

なんとも爽やかな3分間ですね・・・