ポンタさんの訃報には驚きました。
近年は体調があまり優れないようにもお見受けしましたけれど
子供の頃からずっと慣れ親しんできたミュージシャンでしたから・・・
確か1977年くらいかな
日本青年館でステージを観た記憶があります。
髭モジャでパワフルなプレイを聴かせてくれました。
圧倒的だったのが山下達郎のセカンド
”SPACY”(77年)
ドラムが正面から切り込んでくるんですよね、竜巻みたいに。
Dancer 山下達郎
ほぼ同時期の吉田美奈子の ”FLAPPER"
も決定的な名盤でしたね。
なかでもラストの ”永遠に” は
スローなナンバーなんですが、
ポンタさんのドラミングが音像を全て仕切っているというか
構築している驚異の一曲。
永遠に 吉田美奈子
こういった作品群に同時代で接することが出来たのは
なんと幸せだったことか。
「五万回斬られた男」の福本清三
晩年になって主演作を撮ったり
ハリウッドから声がかかったりと
大きな注目が集まりましたね。
もう、貫禄が違い過ぎる
どんな有名スターもまったく敵いません。
インタビュー等も相当数残されていると思いますが
ある映画で ”最後に斬られない” 役柄を与えられて、それ故に悩む
というドキュメント映像が印象に残りました。
御大、フィル・スペクターも遂に帰らぬ人となりました。
音楽活動から離れて久しいわけですが
とにかく60年代~70年代頭における業績が圧倒的でしたから。
締めの曲は有名どころの
ロネッツやライチャス・ブラザーズ、
ビートル関連ではない
地味目なセレクトにしましょう。
全米65位とヒットしませんでしたけど
フィルが手掛けた作品中でも隠れた名曲だと思います。
Love Is All I Have To Give THE CHECKMATES,Ltd
Thanks for the memory
Gone but not forgotten...