バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

MY MAN'S GONE NOW JANUARY~MARCH 2021

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ポンタさんの訃報には驚きました。

近年は体調があまり優れないようにもお見受けしましたけれど

子供の頃からずっと慣れ親しんできたミュージシャンでしたから・・・

 

確か1977年くらいかな

日本青年館でステージを観た記憶があります。

髭モジャでパワフルなプレイを聴かせてくれました。

 

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圧倒的だったのが山下達郎のセカンド

”SPACY”(77年)

ドラムが正面から切り込んでくるんですよね、竜巻みたいに。

 

Dancer      山下達郎

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ほぼ同時期の吉田美奈子の ”FLAPPER"

も決定的な名盤でしたね。

 

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なかでもラストの ”永遠に” は

スローなナンバーなんですが、

ポンタさんのドラミングが音像を全て仕切っているというか

構築している驚異の一曲。

 

永遠に   吉田美奈子

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こういった作品群に同時代で接することが出来たのは

なんと幸せだったことか。

 

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「五万回斬られた男」の福本清三

晩年になって主演作を撮ったり

ハリウッドから声がかかったりと

大きな注目が集まりましたね。

 

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もう、貫禄が違い過ぎる

どんな有名スターもまったく敵いません。

 

インタビュー等も相当数残されていると思いますが

ある映画で ”最後に斬られない” 役柄を与えられて、それ故に悩む

というドキュメント映像が印象に残りました。

 

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御大、フィル・スペクターも遂に帰らぬ人となりました。

音楽活動から離れて久しいわけですが

とにかく60年代~70年代頭における業績が圧倒的でしたから。

 

締めの曲は有名どころの

ロネッツやライチャス・ブラザーズ、

ビートル関連ではない

地味目なセレクトにしましょう。

全米65位とヒットしませんでしたけど

フィルが手掛けた作品中でも隠れた名曲だと思います。

 

Love Is All I Have To Give    THE CHECKMATES,Ltd

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Thanks for the memory

Gone but not forgotten...