先日、
夜中じゃなくて午後のひと時
時間にしたらほんのちょっとの間
微睡んだんですね、自室で。
で夢を見たんです。
場所は東京
中心部でなくて郊外寄りと思われる
緑が豊かなエリア。
そこの図書館か美術館の事務所で
自分と女性が会話をしてるんです。
帰り支度をしながら。
その女性が、ずっと以前に付き合っていた人。
で、”（あなたと別れた後の）顛末を話しましょうか？”
と言って、淡々と語り始めるんです。
私もそれをふーん、そうだったの
とか言いながら聞いている。
会話の細かい内容までは覚えていないんですが
”まあ、落ち着くところに落ち着いたのよ”
というニュアンス。
別れた後の話ですから
年齢も多少重ねていて、服装のセンスとか
髪型も変わってるんですね。
でも、それを自分は好ましい気持ちで眺めているんです。
言い争いになったりとか修羅場にはなっていない。
周囲の風景～事務所を出て公園のようなところを歩いているんですが～
も美しいんですね。
The Girl Who Used To Be HALL AND OATES
付き合っていた頃の彼女は
キレキレというのかな、大変に鋭い人だったんです。
書籍、音楽、映画に造詣が深くて
いわゆる売れ筋のものなどまったく眼中に無し。
語学（英語以外にも）レベルも高いし
外見も非常に美しかった。
同僚の女性が見とれてましたから。
当然、無茶苦茶モテていたようです。
なんで私のような男が視界に入ったのか
謎ですけれどね・・・
料理も上手ですし、美味しいものもよく知っている。
あらゆる方面で趣味がよい、マナーも完璧。
ずばりパーフェクトウーマンです。
多分それが、私には”対応不可”になってしまったのでしょう。
感性の鋭さ（無理を言ってるわけでなく、それが正解なのですが）を
フォローするのが難しかったんですね。
だって私、アホですから。
Maxine Donald Fagen
夢のなかでの女性が
いわゆる ”普通” になっていたことに
自分で驚いたんです。
そういう彼女を現実ではほとんど見てこなかったので。
夢って大概において
整合性がなくて、変な場面の連続ですよね。
だから今度見た夢、古い古い映画のワンシーンのような～
がかえって、
不思議に思えてなりませんでした。
人生にはこんな午後の日もあるのでしょう。
Series Of Dreams BOB DYLAN
