名前は、えー、忘れてしまったのです。
色彩は美しかったです。
海の色、家屋のペインティング、
まさにどこを取っても絵になる風景だらけ。
ギリシャの人って基本、寡黙なんですね。
でもいったん話し出すと今度は止まらない
そんな印象を受けました。
あと、彫りが、顔の彫りがヒジョーに深い。
長い歴史をそこに感じましたね。
どういうわけか、ある宿のおかみさんが
「戦争はいけない、銃でバンバン、だめだめ」
と私に何度も言うんですね。
後で聞いたら、私のことをイラン人だと思ったと。
チェックインの時、勿論パスポート出してるんですけどね~
まあ、当時は顔一面、髭ボーボーだったので、それもあるのかもですが。
で、日本人だと言ったら
今度は会話が続かないんです。
「悪いけど、あなたの国がどこにあるかも知らないし、何のイメージも無いの。
ところでパン、食べる?」
ですんで食べましたよ、パン。
非常に興味深そうに見てましたね、パンを食べる私を
日本というどこかにある国からやってきた男がパンを食べている姿を・・・