バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

誰にもBLUESはあるのさ・・・

「タイの人って気楽そうでいいよね~」

「悩みなんかないんじゃないの?」

時々そういう声を聞いたりもします。

 

でもねえ、そんな訳はないですよね。

みんな、色々と事情を抱えているのは

どこの国の人も同じでしょう。

 

タイの家族関係、友人関係というのはなかなか複雑で

ちょっと外国人には立ち入れない部分もあって

理解しづらいことも多い。

 

普段は彼等も表に出さないですけど

心を許したり、アルコールが入ったりすると

噴出という言葉は適当ではないけれど

奥の方の感情が飛び出してくることがありますね。

 

そうだよね、誰でも同じだよね。

EVERYBODY HAS THE BLUES......

youtu.be

ジェイムズ・テイラーも唄ってくれてます。

誰にだってブルーな気持ちはあるのさって。

 

1970年代中頃の2枚のアルバムが愛聴盤で。

控え目で的確なバックアップと繊細なプロデュース、

なにより曲が粒ぞろい。

今でも時々聴きますね

ブルーな気持ちになった時。

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まだ、建てるのかい?

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バンコク市内、コンドミニアム

まだまだ、どんどん

建設してますね。

 

でもぶっちゃけ、売るの

苦労してるでしょう。

おまけ商法で頑張ってるけど、もう限界ですよ。

もともとタイの人は、

車をまずは買う→駐車場の心配が無い戸建てに住む

という指向性が強いですから。

 

安ければね、コンドが。

そうであれば利便性とかで選ぶ若い人も居ますが、

郊外立地の戸建てやタウンハウスと同じような

価格帯なら、そっちを選ぶんじゃないかなあ。

 

もう、充分なんじゃない?

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エースのシシド

日活映画華やかなりし頃、際立った存在感を放った

スターでした。

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1967年の主演作、「拳銃(コルト)は俺のパスポート」

もう堪りませんね、この素晴らしさ。

 

youtu.be

 

準主演に廻った時など、コミカルな演技も巧い人ですが

この作品は非常に硬質なタッチで、まさに

”ハードボイルドだど!“の世界。

 

なにより凄いのが鍛え上げられた肉体で

贅肉0の鋼のような身体つき。

日活の男性スターは数多くいますけど、

本気で喧嘩をしたら、闘ったら

間違いなくこの人が勝利者でしょう。

 

最近はあまり映画では見かけませんが、

オールド・ジョーの雄姿を

また是非、観たいものであります。

 

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あんまり傍によらないでよ

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あのさあ、くっつかないでくれる?

しょうがないじゃん、ここだって言われたんだから。

下のほうならともかく屋上まで追いつかなくてもいいんだよ。

いいじゃない、毎日顔が見えてさ。

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後から来て、見下ろすようにしてんじゃないよ。

すまんね~、ここまでになるのが大変だったんだよ。

色々あったんだって?

あったんだよ、色々。

後で聞かせてくれよ、こんなに近いんだからさ。

FUNKY ! GEORGE

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今は亡きジョージ・ハリスン、1977年のアルバム。

演奏が凄くファンキーで好きなんですよ。

所属レーベルが変わっての第一弾ということもあって

活気がみなぎっているのも良いですよね。

 

この時代のジョージのプロモビデオはみんな

お茶目で実に楽しい。

ジョージもノリノリですしね。

youtu.be

盗作疑惑を茶化した内容ですけど、

ミュージシャン仲間が大挙、出演してますね。

いやいや、もう最高。

 

いやあ、こちらももっと良いなあ

最高の最高でしょう。

youtu.be

 

あとこのアルバムの最後にスローなバラードが入ってますが

実にロマンティックなナンバー!

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呼んでもいないが鳥が来る

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親子ですね、可愛いですね。

しかし一応野生の鳥ですから

もうちょい警戒感をもったらいかがなと。

 

かなり接近しても逃げないで

逆にこっちをじーっと見てますからね・・・

 

別に餌付けしてるわけでもなし。

糞害、けっこう凄いんですよ。

 

鳩なんかもやってくるし。

巣も作っちゃうし

卵も産んで雛もかえるし。

そうしたら邪険に追い出せないですからねえ。

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頼むぞ、しっかり見張ってくれよ

愛する人と過去の自分への追想

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映画評論の世界では今や

重鎮の川本三郎

それ以外にもエッセイなどを多数発表されていますが

上記の2冊は読む人の心をグサリと刺します。

 

文章を抑制しながら書く、というのは

大変に難しいことだと思うのですが

それが自身の逮捕(ある事件に関与して)、

配偶者の死ということであれば尚更のはずです。

 

時制でいえば、遠い過去については難しい。

記憶が薄れるし、自分にとっての正当化が

時の流れによって為されることもあるでしょう。

 

ほんの最近~現在という事象であれば、

ほとばしる想いを文字に移し替えていく、

それはまた困難な作業ですよね。

 

文章を書くというのは、誰にでも出来ることですが

”読むべき文章”とはどういうものであるかを

教えてくれている気がします。

 

大切にしたい作品ですね。