ヒストリー的なことはさておいて
この録音を聞いてみてください。
1934年(昭和9年)の音源です。
君はどこにおったの?
セカンド側に
そんなとこ、入れへんで・・・
9回裏で(点が)入りました
平均的に裏のほうが入りやすい
それは泥棒の話・・・
盗塁したでしょう
レフトにね・・・
セーフやがな
ほう、それは政府の仕事ですか・・・
球がぐんぐん伸びてます
来年まで伸びてます・・・
ボケとツッコミの応酬&言葉のセンスが2020年の今でも
古臭くありませんよね。
寄席では10分以上に及ぶこともあったようですが
このラジオ録音盤よりも
遥かにスピードがあって、面白かったことでしょう。
「昭和芸人七人の最期/笹山敬輔」 (文春文庫)
「上方芸人自分史秘録/古川綾子」 (日経ビジネス文庫)
すぐにコンビ別れをしてしまいます。
映画では共演したりしていますが。
タイムマシンがあれば、生で観たかったなあ・・・
ところで去年のM1
グランプリはかまいたち、ではないかなと。
力的には抜きんでてると思いましたけれどね。
ネタもね、非常にミニマルな個所に落とし込んでますが
それが凄く斬新でしたよ。
ミルクボーイの一人は坂上二郎さんに
似てましたね。
だから昭和の匂いを感じたのかな?
コーンフレークを他の食品に変えれば
幾らでも出来てしまうでしょうから、そこがちょっとね。
まったく違うカテゴリーのキーワードでやってみたら
面白かったりして。
でもオンエアは難しくなりそうですね・・・