バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

メカも凄いが脚本&音楽も超一級 永遠のサンダーバード

 

サンダーバード

 

ある程度(かなり)の年齢の方(男子)

ならば、みんな見てたでしょう?

カッコよかったですよねえ。

特に2号のコンテナとかね。

プラモ買ってね、サンダーバードごっこ

やってましたよ。

ブレインズの声色とか真似たりして。

 

子供の頃はやっぱり国際救助隊が活躍する

いってみれば正統編~王道版の回が楽しかったんですが

ややスピンオフ気味のストーリーが何話かあって

見返してみると、それらが非常に魅力的だったりしますね。

 

”死の大金庫”

 

”湖底の秘宝”

 

”情報員MI.5”

 

凝ったショットがあちこちにあって素晴らしいですね。

音楽~劇伴(バリー・グレイ)もアレンジ変えてるんですよ。

同じテーマでも、舞台となる国に合わせて

アラビアン調だったりシャンソン風にしたりして。

 

 

そして脚本(ジェリー&シルヴィア・アンダーソン)がエクセレント!

なかでもシリーズ終りの頃の

”魅惑のメロディ”(The Cham-Cham)は

もうヒッチコックビリー・ワイルダー顔負けの

大傑作です。

 

 

この回はペネロープとミンミン(ティンティン)の揃い踏みで

華がありますね。

 

 

衣装も取っ替え引っ替えでGOOD!

 

 

パーカーも出番多し

 

 

そしてこの回の事件を解決する鍵は

音楽~演奏スタイルの変化(バリエーション)なんですね。

詳しくは本編を見て頂くとして

実に洒落た構成になっていて、

これはもう映画全般のベスト100に入れてもいいくらいですよ。

 

ペネロープは売り出し中の歌手に扮しているのですが

歌声も聞けますよ。

(黒柳さんって実際のトークには色気とか感じませんが、サンダーバードの吹き替えの時って声がセクシーなんですよね。ちょっと不思議)

 

 

人形の操演とかもね、実に手間ひま

かけてますよね。

やっぱり基本は人力

アナログだ!