バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

四人姉妹に悪魔の手が・・・女優陣が豪華な "HOME FOR THE HOLIDAYS"

 

クリスマスイブを控えたある夜

とある人里離れた屋敷に

四人の女性がやってきます。

 

 

呼び寄せたのは

四姉妹のお父さん。

ベッドでほぼ寝たきりです。

 

「お前たちに言っておきたいことがある。妻が俺を毒殺しようとしているんだ。お前たちもそのうち殺されてしまうぞ。そうなる前にあいつを殺すんだ!」

 

姉妹たちは亡くなった先妻の子供なのですが

突然の父親の発言に驚愕

戸惑いを隠せません。

 

四姉妹はその晩、父親の屋敷に泊まるのですが

凄惨な殺人事件が次々と発生します。

いったい誰が犯人なのか・・・

 

長女 エレノア・パーカー

 

次女 ジェシカ・ウォルター

 

三女 ジル・ハワース

 

四女 サリー・フィールド

 

後妻(姉妹の継母)ジュリー・ハリス

 

メインの登場人物が全員

アカデミー、ゴールデングローブ、トニー、エミー

など著名なアワードの

受賞あるいはノミネート者。

 

 

加えて父親役の

ウォルター・ブレナン

1920年代から活躍している

超ベテラン(アカデミー賞3度受賞)

 

1972年度のテレビドラマですが

ちょっとした映画顔負けのラインアップです。

 

 

更に脚本は

ヒッチコックの ”サイコ” を

書いた ジョセフ・ステファノ。

(それらしいカットが出てきます)

 

当然期待は高まるわけですが

残念ながら出来はイマイチ。

監督さんの編集にキレが無く

全編に流れている音楽が

いかにもそれ風のサウンドで古臭さを感じてしまいます。

 

女優さん達の演技は上手いので

潤沢な予算と別の製作スタッフで撮っていたら

かなりの仕上がりになったでしょうね。

 

"Home For The Holidays" (1972)    TV-CM

www.youtube.com