バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

脱出!脱獄!~どこまでも逃げきってみせる

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いわゆる”ESCAPEもの”は

書籍のノン&フィクションを問わず

一大ジャンルですよね。

 

テレビでのドラマや映画になるものも多い。

脱獄王の異名をとった白鳥由栄や

時効寸前まで日本各地で潜伏を続けた福田和子

などについては何回も映像化されてますね。

 

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洋画だと、これまた大作&名作揃い。

 

有名なのは

スティーブ・マックイーンダスティン・ホフマン共演の

パピヨン」(1973年)

共演、といっても主役は圧倒的にマックイーンですけれど。

 

いかにもアカデミー賞を数部門で楽々獲得しそうでしたけど

音楽賞だけの受賞でした。

ちょっと意外ですね。

2大スター以外の脇の登場人物も皆

一癖も二癖もあって、その辺りも魅力です。

 

youtu.be

 

近作ですと2012年の「アルゴ」

こちらも実話を基にしていて、エンターテイメント性を盛り込んだ

上手い作りですね。

パピヨンとは違って、アカデミー作品・脚色・編集の主要部門を

目出度くゲット。

 

youtu.be

 

ただ観ていて思ったんですが、これかなり視線というか立ち位置が

一方的かなあと。片方がもう絶対的悪、超とんでもない存在としてしか

描かれてないんですよね。

 

その片方の人たちからしたら、「ちょっと待て」みたいな気持ちになるような。

 

まあ、娯楽作品として割り切ればいいんですが、

ベースのストーリーが実在している時には

気になっちゃったりしますね・・・