バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

一度見たなら忘れない~イマジネーション爆発のアルバムジャケット

 

ジャケット買い、という言葉があるくらい

アルバム(LPレコード)のカバーデザインは

中味の音楽を引き立てる重要な役割がありますが、

今日はなかでも

強烈な個性を持つイラストレーションの作品を。

 

 

お馴染みマイルス・デイヴィス

”ビッチズ・ブルー”

アートワークを手掛けたのは

マティ・クラーワイン

 

 

同系統だと(と、ひとからげにしてしまうのは乱暴ですが)

ハービー・ハンコックの70年代のアルバムを手掛けていた

ロバート・スプリンゲットも居ますね。

 

 

アフロ~ラテンタッチだと

サンタナの ”アミーゴ” も有名ですね。

作者は勿論、横尾忠則

 

 

日本人なら、この人を忘れてはいけない

長岡秀星

EW&Fやカーペンターズ、ジェファーソン・スターシップも

そうでしたねえ。

 

 

ミュージシャン本人が描いていることもあって

なかでもジョニ・ミッチェルがよく知られてますね。

 

マイルスのアルバムにも

神経質なタッチの自筆による

ジャケットがあります。

 

 

プログレ系だと

エスとのコラボが多い

ロジャー・ディーンですが

この 👇 絵

ちょっとタッチというか

世界観に共通するものがありません?

 

 

作者はかの赤塚不二夫の奥さんでもあった方。(赤塚登茂子)

赤塚作品の初期には作画も手伝っていたとのことですが

トリップ感100%ですね。

 

 

トリップ・・・といえば

アメリカンロックの雄、リトルフィート

ジャケットをほぼ全て担当していたネオン・パーク

とどめを刺しましょう。

まあ、変態ですね(笑)

 

Two Trains    Lowell George

www.youtube.com

 

参考図書

バカボンのパパよりバカなパパ」赤塚りえ子著/徳間書店